keyboards/vocals
1946年1月2日生まれ。ダービーシャー・イクストン出身。人気ブルース・ロック・バンドTen Years Afterのキーボード奏者。本名Michael George Churchill。
6歳の頃からピアノを学び、1960年代前半から本格的な音楽活動をスタート。ノッティンガムのローカル・バンドThe Sons Of Adamなどで活動後、1966年秋にロンドン進出を果たした同郷のビート・グループThe Jaybirdsに加入、バンド名をTen Years Afterに改名してデビューを果たす。
Deramから67年にセルフ・タイトルのアルバムでデビュー。迫力のあるライブが徐々に評判となり、セカンド・アルバム「Undead」は当時としては異例のライブ作品となった。1969年のウッドストック・フェスでの名演で人気を決定付け、同年にリリースした4作目「Sssssh」は大ヒットを記録、世界的な大きな成功を収めた。
Chrysalisに移籍しリリースした71年の「A Space In Time」(米国はCBSからの発売)は全米初のミリオン・セラーを記録するなど英米を中心に大きな人気を呼んだ。1970年代中期にグループが活動を停止すると間もなく音楽マネージメントや出版関連の会社を設立、演奏活動から距離を置いた仕事に就いた。
1973年にはTYAのメンバーやレーベルメイトのJethro TullのギタリストMartin Barreや名手Cozy Powell、Supertrampのメンバーら豪華ゲストを迎えて唯一のソロ・アルバム「You & Me」をリリースしている。セッション活動としては仲間のLeo Lyonsがプロデュースを手掛けたBridget St. JohnやUFOのアルバム参加がある。
1980年代に入るとオリジナル・メンバーによるTen Years Afterの再編が実現し、フェスなどで断続的に演奏活動を行う。80年代末からはパーマネントな活動に発展し、アルバム制作なども行った。
【参加アルバム】
<group>
・Ten Years After
Ten Years After (Deram SML1015) 1967/10
Undead (Deram SML1023) 1968/9
Stonehenge (Deram SML1029) 1969/2
Sssssh (Deram SML1052) 1969/10
Cricklewood Green (Deram SML1065) 1970/4
Watt (Deram SML1078) 1971/1
A Space In Time (Chrysalis CHR1001) 1971/10
Rock’n’ Roll Music To The World (Chrysalis CHR1009) 1972/9
Recorded Live (Chrysalis CTY1049) 1973/9
Positive Vibrations (Chrysalis CHR1060) 1974/4
About Time (Chrysalis 210 180) 1989/8
Now (Ten Years After TYACD002) 2004
Evolution (Ten Years After TYACD004) 2008
<solo album>
You & Me (Chrysalis CHR1051) 1973
<solo singles>
Broken Engagements/Dream Of Our Maker Man (Chrysalis CHS2019) 1973/10
<session>
Jumblequeen/Bridget St. John (Chrysalis CHR1062) 1974
Force It/UFO (Chrysalis CHR1074) 1975/7
Milan/The Breakers (Fast Western FWCD BR1) 1995
【参加グループ】
The Sons Of Adam
Ten Years After (1966.11-1974.3/1988- )