活動期間1969-1971
バーミンガムのプログレッシヴ・ロック・グループ。唯一のアルバム「When You’re Dead」は、ハード・ロックやフォークなど雑多な音楽性をサイケデリックな感性で包括したB級サウンドが特徴。
元Velvett FoggのギタリストPaul Eastment、元The Brum Beatsのキーボード/ベーシストTerry Guy、元Wellington Kitch Jump BandのドラマーCharlie Grimaらによって1969年に結成。当初はHoly Ghostと名乗っていた。
まもなく女性シンガーソングライターのShirley Kentが加わり5人編成となり、2枚のシングルと1枚のアルバムをGeminiに残した。唯一のアルバムとなった「When You’re Dead」は黒魔術をモチーフに取り入れており、同郷で同時期にデビューしたBlack Sabbathのファースト・アルバムと同様のイメージとなったが、Sabbathのような成功を収めることはできなかった。ちなみにリーダーのEastmentはSabbathのリーダーTony Iommiの従兄弟。
セカンド・シングルのリリース後にKentが離脱し、再び4人編成となり、バンド名をResurrectionと名を変えて活動を継続したが、ほどなく解散した。GrimaはMongrelを経てRoy WoodのWizzardに参加。Kentはソロに転じ、Virginia Treeの名前で1975年にソロ・アルバムを制作した。同作にはEastmentとGuyが参加している。MacGuireは1998年に他界。
<albums>
When You’re Dead (Gemini GME1004) 1970/1
<singles>
When You’re Dead/Indian Maid (Gemini GMS007) 1969
I’ve Got To Get To Know You/For One Second (Gemini GMS014) 1970/4
【メンバー変遷】
#1 (1969)
Paul Eastment:vo/g
Daniel MacGuire:b/vo
Terry Guy:key/vo
Charlie Grima:ds
#2 (1969.autumn-1970)
Shirley Kent:vo/g → solo
Paul Eastment:vo/g
Daniel MacGuire:b/vo
Terry Guy:key/vo
Charlie Grima:ds
#3/Resurrection (1970-1971)
Paul Eastment:vo/g
Daniel MacGuire:b/vo
Terry Guy:key/vo
Charlie Grima:ds