Paul Eastment

Paul Eastment guitars/vocals
 バーミンガム周辺で活動したギタリスト。アングラ・サイケデリック・ロックのVelvett Foggやプログレッシヴ・ロックのThe Ghostなどで活動。

 1968年、Ian Leightonの後任としてサイケデリック・グループVelvett Foggに加入し、セルフ・タイトルのアルバムと大ヒット曲「Telstar」のカバー・シングルをPyeからリリース。サイケデリックでヘヴィな内容が注目されたもののレーベル側から十分なプロモートを受けられずに1969年秋に解散を余儀なくされる。

 解散後には後にWizzardなどのドラマーCharlie GrimaらとThe Ghostを結成。まもなく女性シンガーソングライターのShirley Kentを加えた5人編成となり、コレクター・アイテムとして有名になるアルバム「When You’re Dead」とシングル2枚をリリースした。

 Kentの脱退後にグループ名をResurrectionに改名して活動を続けたが、まもなく解散している。ソロ活動に戻ったKentがVirginia Treeの名前で1975年にリリースしたアルバム「Fresh Out」にセッション参加している。

 Black Sabbathのリーダーでリード・ギタリストのTony Iommiの従兄弟で、IommiはEastmentが加入する前にVelvett Foggのギグに短期参加したことがある。


【参加アルバム】
<group>
・Velvett Fogg
Velvett Fogg (Pye NSPL18272) 1969/1

・The Ghost
When You’re Dead (Gemini GME1004) 1970

<session>
Fresh Out/Virginia Tree (Minstrel 0001) 1975


【参加グループ】
Velvett Fogg (1968.late-1969.autumn)
The Ghost/Resurrection (1969.autumn-1971)