guitars/vocals
1947年11月22日生まれ。北ロンドンのウィルスデン出身。元祖ハード・ブギー・バンドFoghatのリード・ギタリスト。スライド・ギターの名手としても知られる。
1960年代後半はShakey Vick’s Big City Blues BandやBlack Cat Bonesなどのブルース・ロック・バンドで活動。後者ではレアで知られる唯一のアルバム「Barbed Wire Sandwich」の録音に参加したが商業的な成功を収めることができずにリリース後に脱退。
1970年末、Lonesome Dave PeverettらSavoy Brownのメンバーと合体しFoghatを結成。米国のBearsvilleレーベルとの契約を獲得し、デビュー・アルバム「Foghat」をリリースする。同作は米国でチャート入りを果たし、その後、本格的な米国進出を果たす。独特のハード・ブギー・サウンドが受け、大きな人気を得る。Lonesome Daveとのコンビで多くの名曲、名作アルバムを残すが、Lonesome Daveがニューウェーブに接近するなど方向性にずれが生じ始め、10年間の在籍にピリオドを打ち1980年11月に脱退する。
その後、目立った音楽活動が聞かれなくなったが、1990年にPeverettが立ち上げたLonesome Dave’s Foghatに参加。1993年にはオリジナル・メンバーでFoghat再編を果たしてアルバムを制作、1999年まで在籍した。2000年2月にはLonesome Daveが癌で他界するも、バンドはドラマーRoger Earlを唯一のオリジナル・メンバーに活動を続けた。
2000年代に入ると自身のルーツとなるブルースに原点回帰してソロ活動をスタートさせ、旧友Sharkey Vickらの協力で2枚のソロ・アルバムをリリースした。2005年3月22日、米国ニューハンプシャー州ウィルトンで心臓発作のため他界。
【参加アルバム】
<group>
・Black Cat Bones
Barbed Wire Sandwich (Decca Nova SDN15) 1969/11
・Foghat
Foghat (Bearsville K45503) 1972/7
Rock ‘N’ Roll (Bearsville K45514) 1973/3
Energised (Bearsville K55500) 1974/1
Rock ‘N’ Roll Outlaws (Bearsville K55502) 1974/10
Fool For The City (Bearsville K55507) 1975/9
Night Shift (Bearsville K55511) 1976/11
Live (Bearsville K55518) 1977/8
Stone Blue (Bearsville 6977) 1978/5
Boogie Motel (Bearsville 201035) 1979/10
Tight Shoes (Bearsville 6999) 1980/5
Return Of The Boogie Men (Atlantic 93483) 1994/9 ※US
Road Cases (Plum 56282) 1998/5 ※US/96年のライブ
King Biscuit Flower Hour (King Biscuit Flower Hour 1224570) 1998/5 ※74、76年のライブ
<solo>
Open (Burnside BCD39) 2000
West Four (Trillium TRS-001) 2003/10
【参加グループ】
Shakey Vick’s Big City Blues Band (1966.summer-1968.4)
Black Cat Bones (1968.12-1970)
Foghat (1970.12-1980.11/1993-1999)
Lonesome Dave’s Foghat (1990-1993)