Dennis Coulson

Dennis Coulson keyboard/vocals
 McGuinness Flintのオリジナル・メンバー。牧歌的な味わいの唯一のソロ作がフォーク・ファンに人気。
 
 1969年末にTom McGuinnessHughie Flint、ソングライティング・デュオのGallagher & Lyleとルーラル・ロック・グループMcGuinness Flintを結成。デビュー・シングル「When I’m Dead And Gone」が全英2位の大ヒットを記録、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムも9位に上昇するヒットとなり、幸先の良いスタートを切る。

 2作目のアルバム「Happy Birthday Ruthy Baby」のリリース後に、Gallagher & Lyleが独立するとグループ名を残った4人のメンバー名Coulson Dean McGuinness Flintとして、全曲がBob Dylanのカバーとなる「Lo And Behold」を発表、フォーク・ロック・サウンドの中核を担う活躍をみせた。

 本作リリース後の1973年春にグループを離れ、同年には自身唯一のソロ・アルバムを発表している。 同作はGallagher & Lyle(プロデュース、楽曲提供も)やFlintら元バンド・メイトの全面的な協力で制作されており、彼の特徴的なハイトーン・ヴォーカルと牧歌的な楽曲が味わい深い隠れた秀作と後年評価を高めた。

【参加アルバム】
<group>
・McGuinness Flint
McGuinness Flint (Capitol EA-ST22625) 1970/12
Happy Birthday Ruthy Baby (Capitol E-ST22794) 1971/7
Lo And Behold (DJM DJLPS424) 1972 ※Coulson Dean McGuinness Flint

<solo album>
Dennis Coulson (Elektra EKS75067) 1973/9

<solo single>
What Went Wrong/Mississippi (Elektra K12122) 1973/10

【参加グループ】
McGuinness Flint (1969.12-1973.4)