Yes

YES 活動期間1968.8-
 プログレッシヴ・ロックを代表する名グループ。テクニカルな演奏と楽曲、美しいヴォーカル・ハーモニーを駆使し、「Fragile」「Close To The Edge」などロック史に残る傑作アルバムを制作、世界的な成功を収めた。何度かの活動休止を挟みながら新旧メンバーが脱退、再加入を繰り返しつつ活動を継続した。イラストレーターRoger Deanが手掛ける幻想的なジャケット・デザインでもよく知られる。

 1968年、ロンドンでMabel Greer’s Toyshopのメンバーとして活動していたベーシストChris SquireThe Warriorsを経てソロで活動していたシンガーJon Andersonが出会い、意気投合。同年半ばにSquireがMabel Greer’s ToyshopにAndersonを引き入れ、まもなくドラマーにBill Bruford、キーボードTony kayeを加え、8月にギタリストPeter Banksの提案でバンド名をYesに改める。

 マーキーでレギュラーを獲得、11月末にはCreamの解散コンサートで前座を務めるなどして評価を高め、米Atlanticとの契約を獲得。1969年半ばシングル「Sweetness」、アルバム「Yes」でデビューを飾る。1970年7月にはセカンド・アルバム「Time And Word」を発表。

 同作のリリース前にはジャズ的志向の強かったBanksが脱退。後任にサイケデリック・バンドTomorrowなどで活躍していた技巧派のSteve Howeが加入する。Howeの加入に伴い、緻密で繊細なサウンドに磨きが掛かり、1971年に初の全曲オリジナルとなったサード・アルバム「The Yes Album」を発表。英国アルバムチャートの4位にまで上昇するグループ初の大きな商業的な成功をつかむ。

fragile 直後にはキーボードがKayeからStrawbsやセッション・マンとして活躍してきた名手Rick Wakemanが加わり、一般的に言われる「黄金期」のラインナップが揃う。シンフォニックなWakemanのキーボードを得て1972年には傑作アルバム「Fragile」「Close To The Edge」を立て続けに発表、人気を不動の物とした。

 「Close To The Edge」の録音終了後にドラマーがBrufordに代わって、その後Squireとともにバンドのけん引役となるAlan Whiteが加入。1974年にはWakemanに代わって元RefugeePatrick Morazが加入。同年末にアルバム「Relayer」をリリース。この後、メンバー全員がソロ・アルバムをリリースするという企画に伴い各自ソロ活動に入り、バンドとしての活動は小休止。結局Morazは1作限りで離脱し、1976年秋にはWakemanが復帰を果たしている。

 1970年代後期も英チャートの首位に輝いた「Going For The One」や「Tormato」などの意欲作をリリース。しかし、1980年にメンバー間の確執などからAndersonとWakemanが脱退を表明、元The BugglesのTrevor HornとGeoff Downesを加えてアルバム「Drama」を制作するも、その後のツアーが不評で1980年末に活動を停止する。

 その後、メンバーは各自のプロジェクトやグループで活動していたが、南ア出身でソロとしても活動していたTrevor RabinとSquire、Whiteのセッションにオリジナル・メンバーのKayeとAndersonが関わったことで同プロジェクトを母体にグループの再始動に発展。Hornがプロデュースを担当した再結成第1弾アルバム「90125」が大ヒットを記録。特にシングル「Owner Of A Lonley Heart」はグループとして初の全米ナンバーワンのヒットとなり、見事に復活を遂げる。

 1988年まで安定したラインナップで活動を続けるも、Rabinとの確執から同年に再びAndersonが離脱。Andersonは旧YesメンバーでAnderson Bruford Wakeman Howeを立ち上げ、大きな成功を収めた。1991年には本家YesとABWHが合体し大編成による新生Yesが誕生、アルバム「Union」を発表した。

 その後もメンバーチェンジを繰り返しつつ、2004年まで活動。充電期間を経て2008年から再びSquire、Howe、Whiteを中心に活動を再開させた。

<albums>
Yes (Atlantic 588 190) 1969/7
Time And A Word (Atlantic 2400 006) 1970/7
The Yes Album (Atlantic 2400 101) 1971/3
Fragile (Atlantic 2400 019) 1972/1
Close To The Edge (Atlantic K50012) 1972/9
Yessongs (Atlantic K60045) 1973/5
Tales From Topographic Oceans (Atlantic K80001) 1973/12
Relayer (Atlantic K50096) 1974/12
Going For The One (Atlantic K50379) 1977/7
Tormato (Atlantic K50518) 1978/9
Drama (Atlantic K50736) 1980/8
Yesshows (Atlantic K60142) 1980/11
90125 (Atco 90125) 1983/11
9012Live The Solos (Atco 90474-1) 1985/11
Big Generator (Atco 90522) 1987/9
Union (Arista 8643) 1991/4
Talk (Victory 828 489 2) 1994/3
Keys To Ascension (Castle EDFCD417) 1996/10
Keys To Ascension 2 (Castle EDFCD457) 1997/11
Open Your Eyes (Eagle EAGCD013) 1997/11
The Ladder (Eagle EAGCD088) 1999/9
House Of Yes-Live From House Of Blues (Eagle EAGCD158) 2000/9
Magnification (Eagle EAGCD189) 2001/9
Live At Montreux 2003 (Eagle EDGCD358) 2007/9
Fly From Here (Frontiers FRCD520) 2011/6
In The Present-Live From Lyon (Frontiers FRCDVD537) 2011/11
Heaven & Earth (Frontiers FRCD651) 2014/7
Like It Is: Yes At The Bristol Hippodrome (Frontiers FRCDVD672) 2014/12
Like It Is: Yes At The Mesa Arts Center ((Frontiers FRCDVD690) 2015/7

・主な編集盤など
Yesterdays (Atlantic K50048) 1975/2
Classic Yes (Atlantic K50842) 1981/11
Yesyears (Atco 91644 2) 1991/8 ※4CDボックス
Yesstory (Atco 7 92202-2) 1992/9
In A Word Yes (1969~) (Rhino 8122 781862) 2002/7 ※5CDボックス

・その他ライブ作品など
Something’s Coming-The BBC Recordings 1969-1970 (NWC/Pilot 25) 1997/10
The Word Is Live (ATCO 8122-78234-2) 2005
Symphonic Live (Eagle Eye Media ER20152-2) 2009/2
Union Live (Gonzo Multimedia HST007DVD) 2011/1
Progeny: Seven Shows From Seventy-Two (Rhino R1 545488) 2015/5 ※14枚組CDBOX

<singles>
Sweetness/Something’s Coming (Atlantic 584280) 1969/7
Looking Around/Everydays (Atlantic 584298) 1969/10
Time And Word/The Prophet (Atlantic 584323) 1970/3
Sweet Dreams/Dear Father (Atlantic 2091 004) 1970/6
And You And I/Roundabout(Atlantic K10407) 1974/1
Wonderous Stories/Parallels (Atlantic K10999) 1977/9
Going For The One/Awaken Pt.1 (Atlantic K11047) 1977/11
Don’t Kill The Whale/Abilene (Atlantic K11184) 1978/8
Into The Lens/Does It Really Happen ? (Atlantic K11622) 1980/10
Roundabout/I’ve Seen All Good Pepple-live (Atlantic SAM141) 1981 ※bonus7″
Owner Of A Lonely Heart/Our Song (Atco B9817) 1983/11
Leave It-Remix/Leave It-Acappella (Atco B9787) 1984/3
It Can Happen-Edit/It Can Happen-Live (Atco B9745) 1984/7
Love Will Find A Way/Holy Lamb (Atco A9449) 1987/10
Lift Me Up/Take The Water To The Mountain (Arista 114 256) 1991/8
Saving My Heart/Lift Me Up-Edit (Arista 114 553) 1991/8

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【参加メンバー】
Jon Anderson : vocals (1968.8-1980.2/1983.6-1988.9/1991-2004)
Peter Banks : guitars (1968.8-1970.4)
Chris Squire : bass/vocals (1968.8-1980.12/1983.6-2004/2008-2015.6)
Bill Bruford : drums (1968.8/1968.11-1972.7/1991-1992)
Tony O’Reilly : drums (1968.9-11)
Tony Kaye : keyboards (1968.8-1971.8/1983.6-1995)
Steve Howe : guitars (1970.4-1980.12/1991-1992/1995-2004/2008- )
Rick Wakeman : keyboards
 (1971.8-1974.5/1976.11-1980.2/1991-1992/1995-1997.4/2002.4-2004)
Alan White : drums/vocals (1972.7-1980.12/1983.6-2004/2008- )
Patrick Moraz : keyboards (1974.8-1976.11)
Trevor Horn : vocals (1980.3-12)
Geoff Downes : keyboards (1980.3-12)
Trevor Rabin : guitars/vocals (1983.6-1995)
Billy Sherwood : keyboards/guitars/vocals (1997.5-1999)
Igor Khoroshev : keyboards/vocals (1998.11-2001.early)
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【メンバー変遷】
#1 (1968.8)
Jon Anderson:vo
Peter Banks:g/vo
Chris Squire:b/vo
Bill Bruford:ds
Tony Kaye:key
 ロンドンのサイケデリック・バンドMabel Greer’s Toyshopを母体に1968年8月新たにバンド名をYesとして活動をスタート。しかし、リーズ大学に学籍があったBrufordが8月末で進学のためにバンドを離れる。

#2 (1968.9-11)
Jon Anderson:vo
Peter Banks:g
Chris Squire:b/vo
Tony Kaye:key
Tony O’Reilly:ds
 Brufordの後任には元The KoobasのTony O’Reillyが参加。11月末のCreamの解散コンサートからはBrufordが復帰を果たす。短期の在籍となったO’Reillyはこの後バーミンガムのブルース・ロック・バンドBakerlooに加入した。

#3 (1968.11-1970.4)
Jon Anderson:vo
Peter Banks:g
Chris Squire:b/vo
Bill Bruford:ds
Tony Kaye:key
 大学進学のために離脱していたBrufordが復帰。Creamの解散コンサートの前座というビッグ・チャンスを前にメンバーが復帰を要請。Atlanticと契約、1969年にアルバム「Yes」でデビュー。1970年7月にはセカンド・アルバム「Time And A Word」をリリース。しかし、リリースを待たずに4月にBanksが解雇。Banksは後期Blodwyn Pigを経て自身のグループFlashを結成。

#4 (1970.4-1971.8)
Jon Anderson:g
Chris Squire:b/vo
Tony Kaye:key
Bill Bruford:ds
Steve Howe:g
 Banksの後任には元BodastのSteve Howeが参加。Mabel Greer’s Toyshop時代にBanksが離脱した際にもHoweが後任候補として名前が挙がっていたという。前作ではエンジニアとして参加していたEddie Offordとグループの共同プロデュース、Howe加入後初のアルバムとなる重要作「The Yes Album」を制作。好セールスを記録する。初の米国ツアー終了後にHoweとの確執やオルガンプレイヤーとしての演奏へのこだわりなどからKayeが脱退。先にバンドを離脱していたBanksと合流し、Flashのデビュー作に参加した。

#5 (1971.8-1972.7)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Bill Bruford:ds
Steve Howe:g
Rick Wakeman:key
 Kayeの後任にはセッション・マンを経てStrawbsで名を上げた名手Rick Wakemanが加入。ロック史に残る名作アルバム「Fragile 」「Close To The Edge」を制作。バンドは絶頂期を迎える。本来ジャズ志向が強かったBrufordがKing Crimson参加のため1972年夏に脱退、俗に黄金期と言われるラインナップは1年ほどしか続かなかった。

#6 (1972.7-1974.5)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Steve Howe:g
Rick Wakeman:ds 
Alan White:ds/vo
 Brufordの後任にはBell & ArcやPlastic Ono Bandでの活動で知られ、セッション・ドラマーとしても多くの経験を積んできたAlan Whiteが参加。2枚組大作「Tales From Topographic Oceans」を制作。すでにソロ活動を平行させていたWakemanがバンド内での確執もあって1974年春の欧州ツアー終了後に「最初」の脱退。

#7 (1974.8-1976.11)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Steve Howe:g
Alan White:ds/vo
Patrick Moraz:key
 Wakemanの後任にThe NiceのリズムセクションとRefugeeで活動していたスイス人キーボード奏者Patrick Morazが加入。すぐにアルバム「Relayer」の制作に取り掛かり、1974年末のリリース。1975年のツアーの後、メンバーは各自ソロ活動へ。この時ソロ・アルバムを制作していたMorazが本作限りで離脱。ソロに専念するとみられたが、Mike Pinderの離脱したThe Moody Bluesに加入した。

#8 (1976.11-1980.2)
Jon Anderson:vo 
Chris Squire:b/vo
Steve Howe:g
Alan White:ds/vo
Rick Wakeman:key
 Morazの後任には誰しもが驚いたWakeman復帰が報じられる。ジャケット・デザインがヒプノシスとなり、音楽的にも転換期へと入った「Going For The One」「Tormato」の2枚のアルバムを制作。ただ、「Tormato」制作時のポップ路線がバンド内の亀裂を深める結果となり、1979年秋の新作レコーディングは失敗。バンドの顔だったJon Anderson、さらにWakemanが2度目の脱退。Andersonはこの後、Vangelisとコラボレート。

#9 (1980.3-12)
Chris Squire:b/vo 
Steve Howe:g
Alan White:ds/vo
Trevor Horn:vo
Geoff Downes:key
 マネジメント会社が同じだった縁もあって、1979年にシングル「Video Killed The Radio Star」を大ヒットさせたThe BugglesのTrevor HornとGeoff Downesを揃ってスカウトするという驚きの人事を敢行。アルバム「Drama」を制作。本家Yesのプログレッシヴ感覚とThe Bugglesのポップさが融合した魅力的な作品に仕上がったが、Anderson不在が響き、この後のツアーでは評価を得られず、1980年末にバンドは活動を停止する。SquireとWhiteは新プロジェクトXYZを発足、HoweとDownesはスーパーグループAsiaを結成し大きな成功を収める。HornはThe Buggles名義でアルバム制作後、プロデュース業へ。1983年にはYesの再出発アルバム「90125」のプロデュースを担当し、初の全米ナンバーワンへと導くことになる。

#10(1983.6-1988.9)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Tony Kaye:key
Alan White:ds/vo
Trevor Rabin:g/vo
 ニュープロジェクトXYZが頓挫したSquireとWhiteは、南ア出身のマルチプレイヤーでソロ活動を行っていた才人Trevor Rabinと合流。セッションには元メンバーのTony Kayeも参加して当初新バンドはCinemaを名乗る予定だった。しかし、レコード会社からヴォーカル・パートの弱さを指摘され、デモテープを聴いてこれを気に入ったAndersonの参加が決定。1983年にRabinを加えた5人編成で復活を果たす。アルバム「90125」「Big Generator」をリリースして大きな成功を収める。1988年まで活動を継続するが、RabinとAndersonの確執が深まり、ついにAndersonが2度目の脱退。Andersonはこの後すぐに黄金期のラインナップによる再編を計画、Howe、Bruford、WakemanとともにABWHを結成する。

#11(1988.9-1991)
Chris Squire:b/vo
Tony Kaye:key
Alan White:ds/vo
Trevor Rabin:g/vo
※Billy Sherwood:g/vo
 AWBHは1989年にセルフタイトルのアルバムをリリース、その後の大規模ツアーも大成功を収める。本家YesのほうはSquireに大きな影響を受けた米国出身のマルチ奏者Billy Sherwoodを加えて活動を模索する。本家に目立った活動はなかったものの、2つの「Yes」が存在する事態に。

#12(1991-1992)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Tony Kaye:key
Bill Bruford:ds
Steve Howe:g
Rick Wakeman:key
Alan White:ds/vo
Trevor Rabin:g/vo
※Billy Sherwood:g/vo/key
 Andersonの提案により1991年、何と2つの「Yes」が合体が実現。同年、2つのYesによる楽曲が持ち寄られたアルバム「Union」を発表。8人編成のワールドツアーが行われる。しかし、純粋な新作の製作には至らず、Bruford、Wakeman、Howeが相次いでバンドを離れている。

#13 (1992-1995)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Tony Kaye:key
Alan White:ds/vo
Trevor Rabin:g/vo
“合同Yes”からBrufordら3人が離脱。アルバム「90125」制作時と同じメンバー戻り、アルバム「Talk」を制作。翌1995年にはRabinとKayeがバンドを離脱。

#14(1995-1997.4)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Alan White:ds/vo
Steve Howe:g
Rick Wakeman:key
 2人の後任にはHoweとWakemanが再び呼び戻され、1970年代後半、第2の黄金期メンバーが揃う。ライブ音源と新録音からなる「Keys To Ascension」をリリース。1997年春にはWakemanがマネジメントの問題を理由に4度目の脱退を発表。

#15(1997.5-1998.10)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Alan White:ds/vo
Steve Howe:g
Billy Sherwood:key/g/vo
 Wakemanの後任にはこれまで長くサポートを務めてきたBilly Sherwoodが昇格。「Open Your Eyes」をリリース。

#16 (1998.11-1999)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Alan White:ds/vo
Steve Howe:g
Billy Sherwood:key/g/vo 
Igor Khoroshev:key/vo
 Wakemanの離脱後、準メンバーとしてツアーをサポートしていたロシア人キーボード奏者Igor Khoroshevが正式メンバーに。6人編成となってアルバム「Ladder」を発表。若手ミュージシャン2人を加えて精力的にツアーを行う。1999年のツアー終了後にソロへの専念を理由にSherwoodがバンドを離れた。

#17 (1999-2001.early)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Alan White:ds/vo
Steve Howe:g
Igor Khoroshev:key/vo
 Sherwoodの脱退により5人編成に戻る。2001年、次作「Magnification」のレコーディングを前にプライベートな問題でKhoroshevが脱退。

#18 (2001-2002.4)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Alan White:ds/vo
Steve Howe:g
 4人編成でゲストキーボード奏者を加えて30年ぶりのオーケストラとの共演作「Magnification」を発表。その後ツアーでは米国出身のキーボード奏者Tom Brislinがゲストに迎えられた。

#19 (2002.4-2004)
Jon Anderson:vo
Chris Squire:b/vo
Alan White:ds/vo
Steve Howe:g
Rick Wakeman:key
 2002年のツアーからWakemanが復帰。三度黄金期のラインナップで活動。2004年まで活動を継続するが、翌年Andersonのツアー休止の意向を受けて再び活動を停止。活動再開は2008年後半で、Squire、Howe、WhiteにWakemanの息子Oliver Wakeman、カナダ人シンガーBenoît Davidを新メンバーに活動を再開した。