活動期間1966-1968.7/2014-
プログレッシヴ・ロックの代名詞的グループの１つYesの前身バンドとして知られるサイケデリック・ロック・バンド
シンガー/ギタリストのClive Bayley（当時の表記はBailey）とドラマーのBob Haggerが出会ってロンドンで結成。当初はパワー・トリオでロンドンのクラブやカレッジ・サーキットを中心に活動する。1967年11月には、以前Haggerがオーディションを受けた際にそのプレイスタイルに衝撃を受けたThe SynのベーシストChris Squireの勧誘に成功。
Squireのバンド仲間のギタリストPeter Banksも加わり、一気にパワーアップする。後にYesのデビュー・アルバムに収録される「Beyond And Before」を含む1968年のデモ音源6曲が1999年になってPeter Banks名義の編集盤に収録された。
1968年5月にはSquireが意気投合したシンガーJon Andersonが加入。しかし、この直後にHagger、Banksが相次いでバンドを離脱。Haggerの後任にはメンバーの募集広告に応じたBill Brufordが参加。同年夏にはオリジナル・メンバーのBayleyもバンドを離れたことから、The Neat Changeに在籍していたBanksが呼び戻される。同時期にはキーボードに元Bitter SweetのTony Kayeが加わり、同年8月にBanksの提案でバンド名をYesに改名した。
2013年、オリジナル・メンバーのBayleyとHaggerが偶然再開。これがきっかけとなり、キーボード奏者のTony Kayeや米国出身のマルチ奏者Billy SherwoodらYesにゆかりのあるメンバーが集められ、45年ぶりに奇跡の再結成を果たす。2015年にはニュー・アルバム「New Way Of Life」をリリース。
<album>
Can I Play You Something?/Peter Banks (Blueprint BP301CD) 1999 ※デモ6曲
New Way Of Life (Rsk Entertainment MGTCD1) 2015/3
【メンバー変遷】
#1(1966-1967.10)
Clive Bayley:g/vo
Paul Rutledge:b
Bob Hagger:ds
#2(1967.11-1968.5)
Clive Bayley:g/vo
Peter Banks:g/vo
Chris Squire:b/vo
Bob Hagger:ds
#3(1968.5-6)
Jon Anderson:vo
Clive Bayley:g/vo
Peter Banks:g/vo
Chris Squre:b/vo
Bob Hagger:ds
#4(1968.6-7)
Jon Anderson:vo
Clive Bayley:g/vo
Chris Squre:b/vo
Bill Bruford:ds
#5(1968.7)
Jon Anderson:vo
Peter Banks:g/vo
Chris Squre:b/vo
Bill Bruford:ds
Tony Kaye:key
再結成(2014- )
Clive Bayley:g/vo
Bob Hagger:ds
Tony Kaye:key
Billy Sherwood:b
Hugo Barre:g