活動期間1965.late-1969
マンチェスター近郊ロイトン出身のビート・バンド。Atomic Roosterなどで活動するギタリストSteve BoltonやColosseumなどのギタリスト/シンガーJames Litherlandが在籍した。
1965年末、前身に当たるインスト・ギター・バンドのThe ModroxにBoltonのグラマースクール時代の友人Litherlandが加入。LitherlandがバンドにR&Bなどの音楽性を持ち込み、バンドはモッズ・スタイルへとシフト、バンド名と音楽性を改めた。しかし、当のLitherlandはすぐにバンドを離脱している。
1966年春には、Jimmy Powellのバック・バンドThe Dimensionsに採用。この前年にマネージャーの計らいでMickie Mostとのレコーディングを狙ってロンドンに出た際、マーキーでPowellと出合ったことがきっかけとなり、新たなThe Dimensionsを探していたPowellから声が掛かったもの。同年末までバーミンガムを拠点にThe Dimensionsとして活動し、これが本格的なプロとしてのキャリアの第一歩となった。同年6月には新生Jimmy Powell & The Dimensionsとしてシングル「I Can Go Down」をリリースするが、同曲のレコーディングにメンバーは参加していない模様。
Powellと分かれてからは再びThe Puzzleとしての活動を再開。シンガーのBrian Cochraneを加えて多くのビッグ・ネームのサポート・アクトを務めたほか、カレッジ・サーキットなどをメインにメンバー・チェンジを経つつ1969年まで演奏活動を行った。
【メンバー変遷】
#1 (1965.late-1966.early)
James Litherland:g/vo → The Go Go
Steve Bolton:g
Alan Stone:b
Mick Green:ds
Paul Smith:sax
#2 (1966-1967) ※Jimmy Powell & The Dimensions
Steve Bolton:g/vo
Alan Stone:b/vo
Mick Green:ds
Paul Smith:sax
#3 (1967-1968)
Steve Bolton:g
Alan Stone:b
Mick Green:ds
Paul Smith:sax
Brian Cochrane:vo
#4 (1968)
Steve Bolton:g
Alan Stone:b
Paul Smith:sax
Brian Cochrane:vo
Johnny Wrigley:ds
#5 (1968)
Steve Bolton:g
Alan Stone:b
Brian Cochrane:vo
Johnny Wrigley:ds
Kevin Bowden:key
#6 (1968-1969)
Steve Bolton:g → Atomic Rooster
Brian Cochrane:vo
Johnny Wrigley:ds
Kevin Bowden:key
?:b