活動期間1970-1973.8
元The Niceのシンガー/ベーシストLee Jacksonを中心とするグループ。プログレッシヴな感性を持ち合わせながら心地よいフォーク・ロック・タッチのアルバムをCharisma、Vertigoに計4枚残した。
Keith Emersonの離脱により解散したThe NiceのLee Jacksonが同郷ニューカッスル出身で元Junco PartnersのギタリストCharlie Harcourtらと1970年に結成。同年、Charismaからデビュー・アルバム「King Progress」をリリースする。Jacksonはそれまでのベースからアコースティック・ギターにシフト。
リリース後、Jackson以外のメンバーが全員交代し、元Flaming Youthのキーボード奏者のBrian Chatton、元JustinのギタリストJohn McBurnieが加入しトリオ編成に。正式ドラマーが不在となったため、ドラムスは元King CrimsonのMichael Gilesがサポートした。その後Vertigoに移籍して3枚のアルバムを制作。
1973年、Jacksonはセッションで知り合ったMainhorseのキーボード奏者Patick Morazの才能に惚れ込み、The Niceの同僚Brian Davisonと再合流、The Niceと同じプログレッシヴ・キーボードトリオのRefugeeを結成。残されたChattonとMcBurnieは2人でグループ名をHeightsに短縮して活動したが、ほどなく解散した。
<albums>
King Progress (Charisma CAS1018) 1970
5th Avenue Bus (Vertigo 6360 067) 1972
Ragamuffin’s Fool (Vertigo 6360 077) 1972
Bump And Grind (Vertogp 6360 092) 1973
<singles>
Doubting Thomas/Insomnia (Charisma JH1) 1970 ※promo only
Maureen/Long Time Dying (Vertigo 6059 068) 1972/10
【メンバー変遷】
#1 (1970-1971)
Lee Jackson:vo/g
Charlie Harcourt:g/key/vo
Mario Tapia:b/g/vo
Tommy Slone:ds
※Covarrubias Tapia:g/vo
#2 (1971-1973.8)
Lee Jackson:vo/b/g
John McBurnie:vo/g/key → Vapour Trails
Brian Chatton:vo/key
※Michael Giles:ds