活動期間1965-1966
スコットランド出身のビート・グループ。Miller Andersonが本格的なプロ・ミュージシャンとして最初に活動したバンドとして知られる。
1964年頃から活動していたローカル・グループThe Royal Crestsが発展。1965年3月にロンドンに進出し、Mercuryと契約。同年秋に「Love Of My Eyes」でデビューを果たす。A、B面ともにAndersonとオルガン奏者Eddie Hammillによるオリジナル曲。続けて10月にセカンド・シングル「Haven’t They Got Better Things To Do」がリリースされており、本作B面はThe Profiles単独名義となっている。
3枚目に当たる1966年初頭の「Got To Find A Way」はグループ単独名義でのリリース。バンドは本シングル・リリース後にグループ名をThe Voiceに改名。4月にはThe Voice名義で唯一、通算4枚となるシングル「The Train To Disaster」を発表。Andersonのファズ・ギターとHammillのハードなオルガンが印象的な本作はフリーク・ビートの名シングルとしてコレクター・アイテムとなっている。
シングルのリリースと前後してAndersonが脱退し、後任にはAndersonが推薦した友人のギタリストMick Ronsonが加入。彼のヨークシャー時代のバンド仲間でドラマーのDave Bradfieldを加えてThe Yardbirdsの前座を務めるなど精力的なギグをこなしたがまもなく解散した。Ronsonは故郷ハルに戻り、The Ratsを結成する。
<singles>
・The Profiles
Love Of My Eyes/Not A Girl In A Million (Mercury MF870) 1965/9
Haven’t They Got Better Things To Do/The Touch Of Your Hand (Mercury MF875) 1965/10
Got To Find A Way/Don’t Say Goodbye (Mercury MF891) 1966/1
・The Voive
The Train To Disaster/The Truth (Mercury MF 905) 1966/4
【メンバー変遷】
#The Voiceシングル・リリース時
Stuart Halbert:vo
Miller Anderson:g/vo → The Scenery
Ian MacDonald:b
Eddie Hammill:key
Jimmy McNally:ds
others
Mick Ronson:g
Dave Bradfield:ds