keyboards
セッション系キーボード奏者。Chris Speddingを中心としたグループSharksや元FreeのベーシストAndy Fraserとの活動がよく知られる。
1960年代末は後にKing CrimsonやBad CompanyでビッグネームとなるBoz Burrellのバックバンドとして活動したMirrorsに在籍。1971年にはジャズ・ロック・バンドB.B. Blunderの後期メンバーとして活動している。さらに末期Audienceに加わり、ラスト作となったアルバム「Lunch」のレコーディングに参加するなど、様々なタイプのグループを渡り歩く。
この後、ブルース・ロックのJuicy Lucy、SSWのKeith Christmasのバックを務め、1973年にはAndy Fraser離脱後のSharksに加入。1年ほど在籍し、セカンド・アルバム「Jab It In Yore Eyes」を制作するが、マネージメントの悪さから経済的な問題が表面化するなどしてバンドを離れている。
翌年にはFraserが結成した自身の新バンドAndy Fraser BandにドラマーのKim Turnerとともに参加。バンド名義では同年の同名アルバム1枚のリリースにとどまったが、Fraserのソロ名義となった同年の「…In Your Eyes」の録音にも参加している。
70年代末はFrankie MillerやBryn Haworthのソロ・バンドのメンバーにも名を連ねた。セッション参加アルバムとしてはスワンプ・ロックの隠れ名盤Tony Kellyの「I Never Got」やEnoの「Here Come The Warm Jets」、Fairportの「Gottle O’Geer」などへの参加が知られる。
【参加アルバム】
<group>
・Audience
Lunch (Charisma CAS1054) 1972/2
・Sharks
Jab It In Yore Eyes (Island ILPS9271) 1974/3
・Andy Fraser Band
Andy Fraser Band (CBS 80731) 1975
…In Your Eyes (CBS 81027) 1975 ※Andy Fraser
<session>
Casablanca/Casablanca (Rocket PIGL7) 1973
I Never Got/Tony Kelly (Kuckuck 2375 024) 1973 ※Germany
Dennis Coulson (Elektra EKS75067) 1973/9
Here Come The Warm Jets/Eno (Island ILPS9268) 1973/11
Druick & Lorange/Druick & Lorange (Goodear EARLH5001) 1974
Gottle O’Geer/Fairport (Island ILPS9389) 1976/5
Greenbelt Live! Original Soundtrack Recording/V.A. (Marshalls MRT1001) 1979
Live At Rockpalast/Frankie Miller (MIG 90592) 2013/8 ※1979年5月
【参加グループ】
Mirrors (1970?)
B.B. Blunder (1971.8-1972.1)
Audience (1972.1-6)
Juicy Lucy (1972.6-9)
Keith Christmas Band (1972)
Sharks (1973.6-1974.7)
Andy Fraser Band (1975)
Frankie Miller & Band (1979.4-5)
Bryn Haworth Band (1979.8)