Manfred Mann & Mike Hugg

Manfred Mann & Mike Hugg 活動期間1969.4-1970
 ビート・バンドのManfred Mannを経てプログレッシヴ・ロックに転じたChapter Threeを率いて共に活動してきたManfred MannMike Huggによるサイド・プロジェクト。当初はEmanon(No Nameの逆さ読み)と名乗った。

 1969年春、Manfred Mannで活動中だった2人は、よりジャズ志向を強めて新プロジェクトEmanonを発足。同年5月には2人の連名で自動車タイヤの大手ミシュランのCMソングを制作。本作のレコーディングにはこの直後にChapter Threeの正式メンバーとなるベースのSteve YorkやドラマーのCraig Collingeが参集。さらにはアレンジにDerek Wadsworth、ホルンにHarry Beckett、ギターにRay Russellら英ジャズ/ジャズ・ロック界の精鋭が参加している。

 2人はこれに手応えをつかみ、翌6月にManfred Mannの解散を表明。新たにChapter Threeを立ち上げ、プログレッシヴな感性あふれるジャズ・ロック作の2枚のアルバムをVertigoに残した。2人は同時期に連名で、コーヒーの「Maxwell House」、ヨーグルトの「Ski」のCMソングを制作している。


<singles>
Michelin Theme (Go Radial, Go Michelin) (Michelin MIC1) 1969/8 ※A面のみ7″
The Maxwell House Shake (Lyntone LYN1981) 1970 ※flex
Ski “Full Of Fitness” Theme/Sweet Baby Jane (Ski SKI01) 1971/1 ※プロモ7″


【参加メンバー】
Manfred Mann:key
Mike Hugg:p