Alex Napier

Alex Napier drums
 1947年生まれ。スコットランドのグラスゴー出身。ハード・プログレッシヴ・ロックの大御所Uriah Heepのオリジナル・ドラマー。Vertigoからリリースされたデビュー・アルバム「Very ‘Eavy Very ‘Umble」に参加。

 1969年初頭、脱退したドラマーNigel Pegrumの後任としてSpiceに加入。この当時、同グループは一時的にThe Playの名前でも活動していたが、まもなく元のバンド名Spiceに戻している。

 この頃、グループのマネージャーだったベーシストPaul Newtonの父親とプロデューサーGerry Bronが知り合いだったことからレコーディングの機会に恵まれる。ただ、この時の音源はリリースには至らず、後年になって未発表音源がアルバム「The Lansdowne Tapes」としてCD化された。

 1969年末には新たなキーボード・プレイヤーの必要性から元Toe FatKen Hensleyが加入。Bronの提案でバンド名をUriah Heepに改めている。まもなくアルバム用のレコーディングに入るが、アルバムの完成を待たずに1970年2月に解雇となった。その後の音楽活動は聞かれず、音楽業界を離れた模様。


【参加アルバム】
<group>
・Spice
The Lansdowne Tapes (RPM 115) 1993/7 ※未発表音源

・Uriah Heep
Very ‘Eavy Very ‘Umble (Vertigo 6360 006) 1970/6

【参加グループ】
The Play/Spice (1969.2-12)
Uriah Heep (1969.12-1970.2)