Paul Newton

Paul Newton bass/vocals
 1945年2月21日生まれ。ハンプシャー州アンドーヴァー出身。Uriah Heepのオリジナル・ベーシスト。Heepの前身バンドに当たるThe GodsSpiceでも活動。

 1950年代末ごろからJust Menというグループを皮切りに本格的な演奏活動を開始。60年代中期にはキーボード奏者Don ShinnのリーダーグループThe Shinnで活動。同グループでは後にThe Niceで成功を収めるBrian Davisonとリズムセクションを組んだ。

 1967年、Ken Hensley率いるThe Godsに加入し、翌年3月まで活動。アルバムのレコーディングに参加した。続いてMick BoxDavid ByronのグループSpiceに加わり、早速シングルB面の録音に参加している。

 両グループではPaulの父親がマネージメントを担当しており、69年には知り合いだったプロデューサーのGerry Bronにコンタンクとを取ったことがきっかけとなって、Spiceはレコーディングの機会を得ている(後にNewtonの協力で、この時の未発表音源がCD化されている)。

 69年末には優秀なキーボード奏者の必要性から、The Gods時代の仲間Hensleyを呼び寄せ、まもなくBronの提案でUriah Heepに改名した。名作「Look At Yourself」まで初期3作のアルバムに参加するが、神経衰弱から1971年秋に離脱した。

 その後、Festivalというグループで演奏、さらにセッション活動に入るが、その後は本格的な演奏活動から離れた。1993年にはHeep時代の同僚ドラマーKeith Bakerや元Steve Gibbons BandのDave BealeらとOff The Cuffというバンドを結成し、パブなどで演奏。

 2000年にはKen HensleyとJohn Lawtonの2人の元HeepメンバーによるグループThe Hensley Lawton Bandのギグに参加。Heepの名曲の数々を演奏し、この時の様子は翌年「The Return」としてリリースされた。

【参加アルバム】
<group>
・The Gods
Genesis (Columbia SCX6286) 1968/10
To Samuel A Son (Columbia SCX6372) 1970/1

・Spice
The Lansdowne Tapes (RPM 115) 1993/7 ※未発表音源

・Uriah Heep
Very ‘Eavy Very ‘Umble (Vertigo 6360 006) 1970/6
Salisbury (Vertigo 6360 028) 1971/2
Look At Yourself (Bronze ILPS9169) 1971/10

・The Hensley Lawton Band
The Return (Eagle EAGCD185) 2001 ※Germany

【参加グループ】
Just Men (1959- )
The Shinn (1966-1967.9)
The Gods (1967.9-1968.3)
Spice (1968.6-1969.12)
Uraih Heep (1969.12-1971.11)
Festival
Off The Cuff (1993)
The Hensley Lawton Band (2000)