Keith Ellis

Ellis,Keith 1946年3月19日生まれ。ダービーシャー州マトロック出身。初期のVan Der Graaf Generatorやヘヴィ・ブルース・ロックのJuicy Lucyなど多くの名グループを渡り歩く活躍をみせたベーシスト。

 リヴァプールのローカル・グループThe Thunderbeatsを経て1963年4月にThe Koobas(結成当初はThe Kubasを名乗る) を結成。まもなくマネージャーBrian Epsteinの目に止まり、1965年にシングル・デビューを果たす。The Beatlesの本国ラスト・ツアーの前座を務めるなど人気バンドとなり、1968年まで活動。Pye、Columbiaからシングル7枚、アルバム1枚をリリースした。

 同年秋にVan Der Graaf Generatorに加入。デビュー・シングルの録音に参加し翌年半ばまで活動を継続するが、レコード会社との契約のごたごたなどから解散を余儀なくされる。しかし、契約上の理由からリーダーのPeter Hammillがソロ・アルバムを作を制作することになり、Hammillの要請で解散後の7~8月に行われた録音に参加。同作は後にVdGG名義でリリースされ、これが実質的なデビュー・アルバムとなった。

 Hammillはグループとしての活動再開を決意するが、Glen Campbellを中心に結成されたJuicy Lucyへの参加が決定していたため再結成には参加しなかった。Juicy Lucyではアルバム2枚に参加。デビュー・シングルとなったBo Diddleyのカバー「Who Do You Love ?」はチャートの14位にまで上がるヒットを記録している。

 1971年の離脱後には米国でも活動。その後帰国し1974年には末期のSpooky Toothに短期参加。翌75年にはSpooky Tooth時代の仲間Mike Pattoの新グループBoxerの結成に参加し、2枚のアルバムに参加(セカンドは解散後の79年にリリースした)。同グループの派生バンドStick Upでも活動した。

 1978年12月12日、米国西海岸のグループIron Butterflyのメンバーとして西ドイツ・ツアー中に他界。VdGG時代の仲間Peter Hammillは1979年にリリースしたソロ・アルバム「pH7」の中で「Not For Keith」を歌い追悼した。

【参加アルバム】
<group>
・The Koobas
The Koobas (Columbia SCX6271) 1969

・Van Der Graaf Generator
Aerosol Grey Machine (Mercury SR61238) 1969/1 ※US

・Juicy Lucy
Juicy Lucy (Vertigo VO2) 1969/11
Lie Back And Enjoy It (Vertigo 6360 014) 1970/10

・Boxer
Below The Belt (Virgin V2049) 1976/1
Bloodletting (Virgin V2073) 1979

<session>
We Can Be Everything/John Simson (Perception RLP16) 1969 ※US
Raw Velvet/Bobby Whitlock (Dunhill DSX50131) 1972 ※US
In Memory Of Robert Johnson R.I.P./Paul Williams (Sonet SNTF654) 1973

【参加グループ】
The Thunderbeats
The Koobas (1963.4-1968)
Van Der Graaf Generator (1968.10-1969.6)
Juicy Lucy (1969.9-1971.early)
Spooky Tooth (1974.2-5)
Boxer (1975-1976)
Stick Up (1976.mid)
Iron Butterfly (1978)