Alan Cartwright

Cartwright,Alan bass
 1945年10月10日生まれ。北ロンドン出身。後期Procol Harumのベーシスト。

 1960年代半ば、元ボクシング・チャンピオンでDJ、シンガーのFrddie Mackのバックバンド Frddie Mack Soundに在籍。同グループでは後にProcol Harumでリズムセクションを組むB.J. Wilsonとも一緒にプレイした。

 1969年には女性シンガーAliki AshmanやドラマーTony Knightらとブルース・ジャズの10ピース・バンドSweet Water Canalに加わり、ロニー・スコッツ・クラブなどで演奏活動を行った。1970年、元The NiceのドラマーBrian Davison、元Skip BiffertyのシンガーGraham Bellらとジャズ・ロック・グループEvery Which Wayを結成するも、アルバム1枚を残して短命に終わる。

 1971年夏にProcol Harumに加入。Cartwrightの加入でそれまでベースとキーボードを兼任していたChris Coppingがキーボード専任となった。Procol Harumには約5年間在籍し、9作目の「Procol’s Ninth」までの4枚のオリジナル・アルバムに参加した。その後は音楽から離れてバーの経営者となった。


【参加アルバム】

<group>
・Every Which Way 
Every Which Way (Charisma CAS1021) 1970

・Procol Harum
Live In Concert with The Edmonton Symphony Orchestra (Chrysalis CHR1004) 1972/4
Grand Hotel (Chrysalis CHR1037) 1973/3
Exotic Birds And Fruit (Chrysalis CHR1058) 1974/4
Procol’s Ninth (Chrysalis CHR1080) 1975/8

【参加グループ】
Freddie Mack’s Boss Sound
Sweet Water Canal (1969)
Every Which Way (1970-1971)
Procol Harum (1971.8-1976.6/1977.10)