English Assassin

english assassin 活動期間1977-1979
 Mottを脱退したシンガーNigel Benjaminがサウスエンド時代の仲間Phil Mitchell、Kevin Morrisと再合流して1977年に結成。3人は1970年代前半にFancy、同グループが改名したThe Billion Doller Bandなどで活動。BenjaminがMottに加わる直前の1975年には、Royceというグループで共に活動していた。

 1978年、Aristaとの契約を獲得してアルバム用のレコーディングを行うが、これが見送られる。この時期には人気スタントマンEddie Kiddのバックを務め、ソロ・アルバムのレコーディングに全面的に参加。Benjaminはプロデュースも担当し、その後のプロモートではテレビ出演も果たしたが、こうした状況にBenjaminは限界を感じて脱退を決意。米国ロスに移住してしまう。

 残されたメンバーはFancy時代の仲間Bob Banisiakが在籍していたLove Affairのギグ・サポートや同じサウスエンドのシンガーソングライターで元LegendChris Eastのアルバム・レコーディングに参加するなどセッション活動を継続。MitchellとMorrisは1983年までLove Affairとの活動を断続的に継続し、この後同郷のビッグ・ネームDr.Feelgoodに加入。キーボードのIan Gibbonsも1979年半ばThe Kinksに加入して成功を収めている。ギターのJerry Stevensonは後にChris Reaなどのバックを務めた。


<album>
Just For The Record/ Eddie Kidd (Orange ORS 1035) 1978


【メンバー変遷】
#1 (1977-1978)
Nigel Benjamin:vo/g
Jerry Stevenson:g
Phil Mitchell:b
Ian Gibbons:key
Kevin Morris:ds

#2 (1978)
Jerry Stevenson:g/vo → Chris Rea Band
Phil Mitchell:b
Ian Gibbons:key
Kevin Morris:ds

#3 (1978-1979) ※Love Affair
Phil Mitchell:b
Ian Gibbons:key → The Kinks
Kevin Morris:ds