Lyle Jenkins

Lyle Jenkins baritone-sax/flute
 1937年11月18日生まれ。オックスフォード出身。トランペット奏者Dave CaswellとのコンビでKeef Hartley BandAshton, Gardner & Dykeなどで活動したサックス奏者。

 バーミンガムで育ち1960年代はさまざまな地元バンドで演奏。1969年末、友人のトランペット奏者Dave Caswellが在籍していたバーミンガムのブラス・ロック・バンドGalliardに加入。セカンド・アルバムの録音に参加するが、翌年春にCaswellとともにKeef Hartley Bandに移籍した。

 Keef Hartley Bandではサード・アルバム「The Time is Near」と次作「Overdog」の録音に参加。後者は脱退に伴い準メンバーとしてのクレジットとなっている。その後もCaswellと行動を共にし、シングル・ヒットで編成を拡大したAshton, Gardner & Dykeに合流。ラスト作となったアルバム「What A Bloody Long Day It’s Been」(編成拡大に伴いAshton, Gardner, Dyke & Co.名義)のレコーディングなどに参加している。

 セッション歴としてはAshton, Gardner & Dykeのメンバー全員で参加した米国人ギタリストで元Blue CheerのLeigh Stephensのソロ・アルバム「Cast Of Thousands」やKevin Ayersの1973年の名ソロ作「Bananamour」などが知られる。

【参加アルバム】
<group>
・Galliard
New Dawn (Deram SML1075) 1970/7

・Keef Hartley Band
The Time Is Near (Deram SML1071) 1970/8
Overdog (Deram SDL2) 1971/4 ※ゲスト・クレジット

・Ashton, Gardner, Dyke & Co
What A Bloody Long Day It’s Been (Capitol EAST862) 1972
The Last Rebel (Capitol SW827) 1971 ※Canada/Soundtrack with Jon Lord

<session>
Cast Of Thousands/Leigh Stephens (Charisma CAS1040) 1971
Silverhead/Silverhead (Purple TPSA7506) 1972
Bananamour/Kevin Ayers (Harvest SHVL807) 1973/5


【参加グループ】
Galliard (1969.late-1970.3)
Keef Hartley Band (1970.3-1971.1)
Ashton, Gardner, Dyke & Co (1971-1972)