Peter Beckett

Peter Beckett guitars/bass/vocals
 リバプール出身。1948年8月10日生まれ。プログレッシヴ・ロックのPaladinのメンバー。後に渡米してソフト・ロックのPlayerを結成。1977年にリリースしたシングル「Baby Come Back」が全米チャートのトップに輝く大ヒットを記録した。

 16歳の時、地元キャバーンクラブで体系したThe Beatlesのステージに大きな刺激を受けてる。まもなくミュージシャンとしての活動をスタートさせ、1965年には自身最初のプロ・バンドThe Thoughtsを結成。同郷の女性シンガーTiffanyのバックを務めたほか、ロンドン進出を果たして単独でも活動、Shel Talmyのプロダクションに移りシングルをリリースするものの大きな成功を収めるには至らなかった。

 その後、Winston GのグループFoxやThe Whip、サイケ・ポップのThe World Of Ozなどを経て1970年にはPaladinの結成に参加。Paladinではベースを担当。Roger Deanのジャケット・デザインでも有名なセカンド「Charge!」を2枚の名作アルバムをBronzeからリリースした。

 1974年には活動拠点を米国ロスに移し現地で新バンドSkybandを結成。新たに1976年に組んだPlayerでは、1977年秋にリリースしたデビュー・シングル「Baby Come Back」(BeckettとメンバーのJ.C. Crowleyの共作)が全米チャートのトップに輝く大ヒットを記録する大きな成功をつかむ。

 その後はバンド活動のほかソングライターやプロデュース業、TV音楽などを手掛け多彩な活躍を継続。1991年にはソロ・アルバムをリリース。1990年代半ばからは再びPlayerを組んで活動を再開させた。


【参加アルバム】
<group>
・Paladin
Paladin (Bronze ILPS9150) 1971
Charge ! (Bronze ILPS9190) 1972

・Player ※US
Player (RSO RS-1-3026) 1977/9
Danger Zone (RSO RS-1-3036) 1978
Room With A View (Casablance NBLP7217) 1980
Spices Of Life (RCA AFL1 4186) 1982
Electric Shadow (Polystar PSCW5312) 1995/8 ※Japan
Lost In Reality (River North 51416 1198 2) 1996
Too Many Reasons (Frontiers FRCD589) 2013 ※Italy

・Think Out Loud
Think Out Loud (A&M SP5187) 1988 ※US
Shelf Life (MTM 199629) 1997 ※Germany

・Little River Band
Live Classics (Blue Martin BLM330052-2) 1993

・The Holograms
Thank You Whatever Comes (Semaphore 35969) 1996 ※Germany

<solo album>
Beckett (Long Run PB1000) 1991 ※US

<solo singles>
The Motivation/Slip Of The Tongue (Global 106 582) 1984 ※Germany
Brother Louie/Unitl You let Go (Alfa ALDB149) 1992/2 ※Japan
Hanging By A Thread/Bottom Line (Alfa ALDB151) 1992 ※Japan


【参加グループ】
The Thoughts (1965-1967)
Fox (1968)
The Whip (1968.10-12)
The World Of Oz (1969)
Paladin (1970-1972)
Skyband (1974-1975)
Bandana (1976)
Player (1976-1982/1995- )
Think Out Loud
Little River Band