John Bobin

bobin bass/vocals
 サウスエンド人脈のベーシスト。Mickey Juppとの活動で知られる。主にパブ・ロック・シーンで活動した。

 1965年、シンガーJuppを中心とするサウスエンドの人気ビート・バンドThe Oriolesに短期在籍。まもなく同地区のポップ・グループThe Fingersに加入する。The Orioles時代の仲間でギタリストのMo WithamやドラマーのBob Clouterらが相次いで加わり、シングル計4枚(変名バンドのDaddy Lindberg名義1枚を含む)を発表し人気と博した。

 1969年半ば、Jupp以外のメンバーが離脱したLegendにWithamとともに加入。Vertigoとの契約を得て1970年にセカンド・アルバム「Legend」を、ドラマーがClouterにスイッチして72年初頭に3枚目にしてラスト作「Moonshine」をリリースした。しかし、セールス的には振るわずサード・アルバムのリリースと前後してバンドを離れている。

 同グループでは商業的な成功は収められなかったが、両アルバムともに後進パブ・ロック・アーティストらに大きな影響を与えた作品として後年再評価が高まった。1970年代半ばには再びJuppのバックなどを務めた。

【参加アルバム】
<gourp>
・Legend
Legend (Vertigo 6360 019) 1970/1 ※”Red Boot” album
Moonshine (Vertigo 6360 063) 1972/1

Never Too Old To Rock (private pressing) 2008
A Living Legend – Legend Live At The Riga (private pressing) 2012 ※2012/3再編ライブ
David (private pressing) 2013? ※未発表音源


【参加グループ】
The Orioles (1965)
The Fingers (1965-1967)
Legend (1969.mid-1972.early)
Mickey Jupp Band (1976)