活動期間1968.5-1970.2
Shotgun ExpressやLove Affairを経た名キーボード奏者Peter Bardensが結成した自身のリーダー・グループ。ロンドンのクラブ・シーンを中心にR&Bやジャズ・ロックを演奏。
Bardensのほかメンバーは元Bitter Sweetで後にElvis Costello & The Attractionsで大きな成功を収めるベーシストBruce Thomas、ドラマーはBill Porterのトリオ編成。1968~1969年にかけてレギュラー・バンドとしてマーキー・クラブで多くの出演を果たした。
1969年にHeadレーベルと契約。同年半ばにプログレッシヴな感性がファンに人気の隠れた名シングル「Man In The Moon/Long Time Coming」をリリースした。1970年2月には、Junior’s EyesのベーシストHonkやドラマーのReg Isidore、カナダ出身のギタリストCal Batchelorがバックを務めるが、短期間で解散した。
Bardensは同年9月、自身初のソロ・アルバム「Peter Bardens」を発表。同作のレコーディングにはThomasやIsidoreが参加協力している。Batchelorら末期メンバーはTim Renwickと合流してQuiverを結成。HonkとIsidoreが短期間で離脱したため、その後任にThomasが加入した。Isidoreは後にRobin Trower Bandなどで活躍。
<single>
Man In The Moon/Long Time Coming (Head HDS4002) 1969/6
【メンバー変遷】
#1(1968.5-1970.2)
Peter Bardens:key/vo
Bruce Thomas:b
Bill Porter:ds
#2(1970.2)
Peter Bardens:key/vo
Cal Batchelor:g/vo
John “Honk” Lodge:b/vo
Reg Isidore:ds