活動期間1968-1971
ビート・ポップ系シンガーGeorge Beanが率いるThe Runnersが発展したブラス・ロック・グループ。The Runnersは1966~1967年にかけてLuluやCat Stevensのバック・バンドも務めていたが、まもなく音楽性をプログレッシヴなジャズ・ロックに転換。ポップな感性を残した良質なソウル・サウンドを披露するように。Robert Stigwoodがマネージメントを担当。
2枚のシングルと1枚のアルバムをリリース。プログレッシヴ・レーベルDawnに残した唯一のアルバム「First Meeting」は当時の英国ロックの雰囲気を感じることができる良作となったが、リリースまもなくBeanが他界し解散している。
初期ドラマーに後に多くの名グループを渡り歩くRod Coombesが在籍。69年には解散したブルース・ロック・バンドのJasperからキーボードのAlan FealdmanとドラマーのChico Greenwoodが加入。ベースのPat Kingは後にCliff BennettのグループShanghaiやManfred Mann’s Earth Bandなどで活動している。
<album>
First Meeting (Dawn DNLS3017) 1970
<singles>
All Together Now/Got My Thing (United Artists UP2270) 1969/2
Old-Fashioned Prayer Meeting/Dirty Old Town (Dawn DNS1008) 1971/1
【メンバー変遷】
#1
George Bean:vo
Patrick “Speedy” King:b
Barry Martin:sax
John Pritchard:tp
Rod Coombes:ds
others unkown
#2 アルバム録音時
George Bean:vo
John Hitchen:g/vo
Patrick King:b
Chico Greenwood:ds → Nicky James Band
Alan Fealdman:key → Nicky James Band
Barrie Martin:sax/vo
Dick Cuthell:tp/flghn