Santa Barbara Machine Head

　活動期間1966.11-12
　The ArtwoodsのJon Lordのオルガンを全面にフューチャーしたセッション・Ｒ＆Ｂグループ。英レーベルImmediateのブルース・ロック・コンピレーション・シリーズ「Blues Anytime」の第３弾に同グループが演奏した３曲が収録されている。アルバム表記ではバンド名が「Santa Barbera」とも。

　メンバーはLordのほか、The BirdsのRon WoodとKim Gardner、The In CrowdのドラマーTwinkによる４人で、メンバーの後の活躍などから「スーパー・バンド」とも形容されるが、当時メンバー全員がまだ元の所属グループに在籍していたこともあり、企画されたセッション・バンドのニュアンスが強い。

　WoodとGardnerはこのセッションの後にJeff Beckと合流。Gardnerはすぐに離脱しモッズ・バンドのThe Creationに加入。LordはThe Artwoods解散後の68年にDeep Purpleを結成。Twinkはサイケデリック・ロックの代表格Tomorrowを組んでいる。

　
<group>
Blues Anytime Vol.3/V.A. (Immediate IMLP019) 1967　※３曲収録


【メンバー】
#1 (1966.11-12)
Jon Lord:key
Ron Wood:g
Kim Gardner:b
Twink:ds