Paris

Paris 活動期間1975-1976
 よりハードな方向性を志してFleetwood Macを脱退したBob Welchが、元Wild TurkeyのベーシストGlenn Cornickと結成したグラム・ロック・トリオ。

 1976年初頭にアルバム「Paris」でデビュー。ドラマーにはTodd Rundgrenのバンド元The Nazzにいた米国人のThom Mooneyを起用。ドラマーが後にDavid Bowieとの活動でも知られるHunt Salesにチェンジして同年夏には早いスパンでセカンド・アルバム「Big Towne 2061」をリリースするが、両作ともに全米チャート100位圏内に届かず商業的な成功を収められなかった。

 まもなくサード・アルバムの制作が準備されるが、Cornickが食品会社役員に就任するために離脱しバンドは解散、短命に終わった。本作はそのままWelchのデビュー・ソロ・アルバム作として録音が継続され、1977年「French Kiss」としてリリース。これが全米チャートの10位にまで上昇する大ヒットとなった。

<albums>
Paris (Capitol ST11464) 1976/1 ※US
Big Towne 2061 (Capitol ST11560) 1976/8 ※US

<singles>
New Orleans/Heart Of Stone (Capitol CL15899) 1976/12


【メンバー変遷】
#1(1975-1976)
Bob Welch:g/vo
Glenn Cornick:b/key 
Thom Mooney:ds

#2(1976)
Bob Welch:g/vo
Glenn Cornick:b/key 
Hunt Sales:ds