活動期間1967-1970
パブ・ロック・シーンを代表するミュージシャンDave Edmunds率いるブルース・ロック・バンド。
当時のEdmundsはもっとシンプルなＲ＆Ｒタイプの音楽性を志向していたが、ブルース・ブームの最中ということもあり、レコード会社からの要請でブルージーな音作りでアルバム２作、シングル５枚を残した。３作目のシングル「Sabre Dance」は「剣の舞」のロック・アレンジが話題となり、全英チャート５位のヒットを記録している。
1960年代半ばロンドンに進出したEdmundsはビート・グループThe Imageに加入。そこで一緒になった同郷カーディフ出身のドラマーTommy Rileyと帰郷し、ベースに元バンド仲間のJohn David Williamsを加えてThe Human Beansを結成、67年に同グループが改名して誕生した。
まもなくRileyがバンドを離れ、Bob Jonesが加入。JonesもDavidと同じくEdmundsが1960年代前半に組んでいたロカビリー・バンドThe Raidersの元メンバー。この３人編成でParlophoneから２枚のアルバムをリリースした。70年Jonesが脱退し、元Plum CrazyのMicky GeeとTerry Williamsが加入し４人編成となって米国ツアーを行うも間もなく解散を迎えた。
Edmundsはソロ活動に入り成功。Davidはセッション活動へ。初期ドラマーのRileyと後期ギタリストのGeeはMemphis Bendを結成。WilliamsはManに加入。David、WilliamsはEdmundsのソロ活動でも多くサポート・共演を果たしている。
<albums>
Blues Helping (Parlophone PMC/PCS7059) 1968/10
Forms And Feeling (Parlophone PCS7090) 1969/11
<singles>
River To Another Day/Brand New Woman (Parlophone R5664) 1968/2
Wang-Dang-Doodle/The Stumble (Parlophone R5731) 1968/9
Sabre Dance/Think Of Love (Parlophone R5744) 1968/11
Seagull/Farandole (Parlophone R5807) 1969/2
In The Land Of The Few/People People (Parlophone R5831) 1970/2
【メンバー変遷】
#1 (1967-1968)
Dave Edmunds:vo/g/key
John David Williams:b/vo/key
Tommy Riley:ds →Memphis Bend
#2 (1968-1969)
Dave Edmunds:vo/g/key
John David Williams:b/vo/key
Robert “Congo” Jones:ds → Sassasfras
#3 (1970)
Dave Edmunds:vo/g/key → solo
John David Williams:b/vo/key → session
Micky Gee:g → Memphis Bend
Terry Williams:ds → Man