The King Bees/Craig

craig 活動期間1960-1967.mid
 若き日の名ドラマーCarl Palmerが在籍していたバーミンガム出身のサイケデリック・ビート・グループ。

 1960年代初頭にGeoff Brown、Richard Pannellを中心にして結成された学生ローカル・バンドThe Castawaysが前身。1964年にR&Bやブルース・ロックに転じてバンド名をThe King Beesに改名し、地元バーミンガムのクラブやカレッジ・サーキットで演奏活動を行う。

 1965年夏にドラマーの離脱に伴いオーディションで15歳だったCarl Palmerを獲得。地元で演奏が評判を呼ぶようになり、Larry Pageのプロデュースで1966年2月、Fontanaから「A Little Bit Of Soap」でデビュー。この際にバンド名をPageの指示によりCraigに変更されている。

 6月にはセカンド・シングル「I Must Be Mad」を発表。モッズ好みのハードなギター・リフが印象的なサイケデリック・サウンドに仕上がるが、セールス的には振るわなかった。後年になって2枚のシングルは熱心なフリークの間で評価を高め、名作コンピレーション盤などに収録されることになるが、当時は地元のファンが改名を知らなかったことなど不運が重なり、1967年に入ってまもなく活動を停止した。

 Palmerはこの後、Chris Farlowe & The Thunderbirdsに加入してビッグネームへ。グループの中心人物BrownとPannellはバーミンガムに戻り、翌年ブラス・ロック・バンドGalliardを結成した。

<singles>
A Little Bit Of Soap/Ready Steady Let’s Go (Fontana TF665) 1966/2
I Must Be Mad/Suspense (Fontana TF715) 1966/6


【メンバー変遷】
The Castaways #1(1960-1963)
Geoff Brown:vo/g
Richard Pannell:g
Sudashan Khalsi:b
Graham Smith:ds

#2/The King Bees #1 (1963-1965.8)
Geoff Brown:vo/g
Richard Pannell:g
Colin Timmins:b
Graham Smith:ds

#2/Craig (1965.9-1967)
Geoff Brown:vo/g
Richard Pannell:g
Len Cox:b
Carl Palmer:ds