活動期間1976-1978?
Stretchを経た日本人ギタリストHiroshi KatoとドラマーJim Russellが元King Crimsonのベーシスト/シンガーのGordon Haskellと組んだユニット。シングル1枚を残したほか、Bryn Haworthのバックやセッションなどで活動した。
1976年秋、Fleur De Lys時代の仲間Bry Haworthのバックを務めたHaskellが、Elmer GantryのグループStretchに在籍していたKatoとRussellの2人と意気投合しバンドを結成。1977年2月にシングル「How Can I Resist」をリリースした。A面はHaskellのKing Crimson時代の仲間でHaworthのソロ作にも多数参加しているサックスのMel Collins、B面はセッション・マンのMike Moranを迎えて制作。Collinsはギグもサポートしていたと言われている。
ただ、Joeとしての音源リリースは本シングルのみに終わり、同年にはGraffiti-House Band名義でツイスト・ナンバーを演奏する企画アルバム(日本のみのリリース)を制作したほか、山口百恵のデビュー・アルバム「Golden Flight」のロンドン録音などにセッションで参加した。
1978年には、プロレスラー藤波辰巳のテーマ曲「Dragon Suplex」をJoe名義でリリース(日本のみ。ベースはKuma Harada、Collinsも参加)。このほか、East Side Shuffleの名前でもシングルを制作しており、本作も日本のみで発売されている。
<album>
・Graffiti-House Band
The Golden Twist Party (Overseas UPS665V) 1977
It’s Disco Fever/V.A. (Pickwick PLE7013) 1979 ※compilation/1曲
<single>
How Can I Resist/Sweet Annabelle (GTO GT84) 1977/2
Dragon Suplex/I Never Give Up (CBS/Sony 06SP222) 1978 ※Japan
・East Side Shuffle名義
Just A Touch Away/Round & Round (Overseas MA42V) 1978?
【メンバー変遷】
#1(1976-1977)
Hiroshi Kato:g/vo
Gordon Haskell:b/vo
Jim Russell:ds
※Mel Collins:sax
※Mike Moran:key
#2(1977)
Hiroshi Kato:g/vo
Jim Russell:ds
Kuma Harada:b