活動期間1970-1971.early
DerekとStuartのBrooks兄弟が率いる伝説のヘヴィ・ブルース・バンドBlack Cat Bonesが改名したブルース・ロック・グループ。
1970年、アルバム「Bared Wire Sandwich」をリリースするもセールス不振などからBrooks兄弟以外のメンバーが離脱したBlack Cat Bonesに、従兄弟同士でBrunning Sunflower Blues Bandに在籍していたヴォーカルPeter FrenchとギターのMick Halls、ドラマーのKeith Youngが加入して改名。
西ドイツ先行でアルバム「Growers Of Mushroom」とシングルがリリースされるものの、レーベル側の積極的なプロモーションを受けられず、ほどなく Brooks兄弟が離脱。ベースに後にHeavy Metal KidsのRonnie Thomasを加えて4人編成で欧州を主体に演奏活動を行うが、1971年に入ってまもなく解散した。
同年秋にようやく本国でもアルバムがドイツ原盤よりも2曲多い仕様でリリースされたが、すでにグループは解散した後だった。くしくも本作は、前身のBlack Cat Bones唯一の作品でレアで知られるアルバム「Bared Wire Sandwich」をさらに上回るプレミアがつくメガ・レア作となっている。FrenchはAtomic Roosterのサード・アルバムの録音に参加した後に渡米しCactusに加入している。後にStuart Brooksは後期The Pretty Thingsで活動。
2004年春になってFrenchが若手ミュージシャン3人を従えて30年振りに再結成を果たし、2007年にはアルバムをリリースしたほか、精力的なギグを展開した。
<albums>
Growers Of Mushroom (Telefunken SLE14604) 1971 ※Germany
Growers Of Mushroom (Decca SKLR5094) 1971/11
Unleashed (Repertoire RAR1020) 2007/11 ※再結成
<singles>
Drowned My Life In Fear/It’s Going To Get Better (Telefunken U56154) 1970 ※Germany
Freelance Fiend/Too Many Rock’n’ Roll Times (Rise Above RISE7/68) 2006 ※2005年9月のライブ
【メンバー変遷】
#1(1970)
Peter French:vo
Mick Halls:g
Derek Brooks:g
Stuart Brooks:b
Keith Young:ds
#2(1970-1971.early)
Peter French:vo
Mick Halls:g
Keith Young:ds
Ronnie Thomas:b
再結成(2004.spring- )
Peter French:vo
Luke Rayner:g
Ed Pearson:b
Jimmy Rowland:ds