drums
Jethro Tull周辺で活動したドラマー。1970年代中期はソロに転じたMick Ronsonのバックを務めた。
1966年、離脱したBarrie Barlowの後任としてブラックプールのブルース/ソウル・バンドThe John Evan Bandに加入。Barlowが復帰する翌年3月まで在籍した。同バンドは1967年秋にギタリストMick Abrahamsを加えてJethro Tullに発展する。
1970年、Jethro Tullを離脱したAbarahamsの新バンドWommetの結成に参加。続くMick Abrahams Bandにも引き続き参加、Chrysalisからリリースした2枚のアルバムに参加した。
1972年には元Velvet Undergroundでソロに転じた米国人シンガー、ギタリストのLou Reedのセカンド・アルバム「Transformer」のレコーディングに参加。英国録音となった同作はプロデューサーにDavid BowieのギタリストMick Ronsonを起用してヒットを記録し、Reedの代表作の1つとなった。1974年にはソロに転じたRonsonのバックを務め、本国ツアー、さらにアルバム「Play Don’t Worry」の録音にも参加した。
このほかセッション歴としては、シンガーソングライターのMichael Chapmanのサード・アルバム「Window」やMick Abrahams Band時代の仲間でキーボード奏者のBob Sargeantのソロ・アルバム「The First Starring Role」などへの参加が知られる。
【参加アルバム】
<group>
・Mick Abrahams Band
A Musical Evening With Mick Abrahams (Chrysalis ILPS9147) 1971
At Last (Chrysalis CHR1005) 1972
・The John Evan Band
Live 66 (A New Day ANDCD1) 1990 ※1966年のライブ
<session>
Window/Michael Chapman (Harvest SHVL786) 1971
Transformer/Lou Reed (RCA LSP4807) 1972/11
Sally Can’t Dance/Lou Reed (RCA CPL1 0611) 1974/8
Play Don’t Worry/Mick Ronson (RCA APL1 06891) 1975/1
The First Starring Role/Bob Sargeant (RCA SF8133) 1975
【参加グループ】
The John Evan Band (1966.mid-1967.3)
Mick Abrahams Wommet (1970)
Mick Abrahams Band (1971-1973)
Mick Ronson Band (1974)