Pete Bailey

Pete Bailey percussion/congas
 ジャズ・ロック・バンドPete Brown & His Battered Ornamentsで活動したパーカッション奏者。

 1968年夏、詩人Pete Brownが流動的なメンバーだったバンド・メンバーを固定して本格的な活動をスタートさせたThe Battered Ormanentsに参加。69年に1stアルバム「A Meal You Can Shake Hands With In The Dark」をリリースする。

 同年夏にはよりロック志向を強めたBrownがジャズ志向のメンバーと対立して自ら離脱。このため、Chris SpeddingButch Potterらとともにバンドを存続させ、同年末には2nd「Mantle-Piece」を完成させた。

 1970年にはThe Battered Ornamentsで一緒になったドラマーのRob Taitとともに奇才Arthur Brownの新バンドKingdom Comeに参加しセッションに入るが、この時の編成は長く続かず、音源も1995年に「Jam」としてリリースされるまで日の目を見なかった。

 同年にはさらにGraham Bondの快作「Holy Magick」のレコーディングに参加するが、まもなくドラッグ問題から本格的な音楽活動をリタイアした。後にウェールズのコーンウォールに移住。 


【参加アルバム】
<group>
・Pete Brown & His Battered Ornaments
A Meal You Can Shake Hands With In The Dark (Harvest SHVL752) 1969/6

・The Battered Ornaments
Mantle-Piece (Harvest SHVL758) 1969/12

・Kingdom Come
Jam (Voiceprint VP163CD)1995 ※70年録音

<session>
Holy Magick/Graham Bond (Vertigo 6360 021) 1970/12


【参加グループ】
Pete Brown & His Battered Ornaments (1968.summer-1969.6)
The Battered Ornaments (1969.6-11)
Arthur Brown’s Kingdom Come (1970.9)