Michael Chapman Band

Michael Chapman Band 活動期間1969-
 大御所SSWのMichael Chapmanのソロ活動用のライブ・バンド。多くの名手が在籍し、Chapmanの活動を支えた。

 Roy Harperらとともに「ミュージシャンズ・ミュージシャン」と謳われるChapmanだけに、バックアップ・ミュージシャンはセッション系の名アーティストだけにとどまらずビッグネームも多くかなり豪華な面々。

 長らくパートナーシップを継続し、70~80年代のChapmanの相棒としてアルバム・セッションにも多数参加しているSteeleye SpanのベーシストRick Kempの参加がよく知られるほか、名ドラマーのKeef Hartleyも70年代中期から後期にかけてレギュラー・ゲストとしてライブに参加。

 David Bowieのバックを務めながらもまだブレイク前だったMick Ronsonを2ndアルバムの録音、当時のギグ・バンドのメンバーに採用し、才能を開花させた有名な逸話も。このほかにも渡英してFormerly Fat Harryで活動する元Country Joe & The FishのBruce BaretholやドラマーのLaurie Allan、元Jackson Heightsなどの名キーボード奏者Brian Chatton、70年代後期はCamelのメンバーもレコーディングやライブをバックアップしている。

 1977年にはChapman、Hartleyに元LindisfarneのベーシストRod Clementsのトリオで活動。The Academicalsというバンド名義で「Time Is Tight」という企画シングルをリリースしている。


【メンバー変遷】
(1969)
Michael Chapman:vo/g
Bruce Barthol:b
Barry Morgan:ds
Jack Asselman

(1971-1972)
Michael Chapman:vo/g
Mick Ronson:g
Rick Kemp:b
Alex Atterson:key
Johnny Van Derek:vln
Laurie Allan:ds

(1975)
Michael Chapman:vo/g
Rick Kemp:b
Nigel Pegrum:ds

(1975) ※ドイツ・ハンブルグ
Michael Chapman:vo/g
Achim Reichel:g
Steffi Stefan:b
Keef Hartley:ds

(1976)
Michael Chapman:vo/g
Ray Martinez:g
Rick Kemp:b
Keef Hartley:ds
Brian Chatton:key

(1977) ※The Academicals
Michael Chapman:vo/g
Rod Clements:b
Keef Hartley:ds

(1978)
Michael Chapman:vo/g
Rod Clements:b
Andy Ward:ds
Brian Chatton:key
B.J. Cole:psg