活動期間1969.12-1972.3
Uriah HeepのドラマーLee KerslakeやCaravan、Camelでプレイしたキーボード奏者Jan Schelhaasらによるプログレッシヴ・ロック・グループ。唯一のアルバム「Albert 1」はルーラルな雰囲気とプログレッシヴな感性を併せ持った隠れた良作として根強い人気の1枚。
68～69年にかけてScaffoldのバック・バンドとして活動していたThe Businessが前身。同グループのメンバーだったNeil Ford、Dave Paull、Jan Schelhaas、John Sorskyの4人は、元Liverpool SceneのMike HartがDandelionから69年にリリースしたデビュー・ソロ・アルバムのセッションに揃って参加している。69年暮れドラマーに元Toe FatのLee Kerslakeを新ドラマーに迎えて改名した。
Yesを手掛けたことで有名なEddie Offordをプロデューサーに迎え、Warner Bros.でメロディアスな楽曲が並んだ好アルバム「Albert 1」を1971年にリリースした。しかし、以前から元バンドメイトのKen HensleyからUraih Heepへの加入を打診されていたKerslakeが同年11月に参加を決めて離脱。
Kerslakeに代わってセッション・ドラマーのBrian Dobson、さらにJim Payneが加入するが、1972年に入ってPaullとPayneがJonesyに加入し、グループは解散を迎えた。キーボードのSchelhaasは同年、Gary Moore Bandに参加、後にCaravanやCamelでも活動した。
<albums>
Albert 1 (Warner Bros. K46094) 1971
【メンバー変遷】
#1(1969.12-1971.11)
Neil Ford:g/vo
Dave Paull:b/g/vo/key
Jan Schelhaas:key
Lee Kerslake:ds/vo/key
#2(1971.11-1972.early?)
Neil Ford:g/vo
Dave Paull:b/g/vo/key
Jan Schelhaas:key
Brian Dobson:ds
#3(1972.early-3)
Neil Ford:g/vo
Dave Paull:b/g/vo/key
Jan Schelhaas:key
Jim Payne:ds