drums
1946年8月20日生まれ。北ロンドンのハロー出身。Vertigoレーベル所属のプログレッシヴ・ロック・グループCressidaのドラマー。Uriah Heepの名作3rdアルバム「Look At Yourself」でもプレイしたことでも知られる。姓はClarkeの表記も。
14歳でドラムスの演奏を開始し、1966年頃から本格的な音楽活動をスタート。プロに転じる前は若くしてドラムス講師を務めていた。Mustardなどいくつかのグループを経て1968年にはプロに転じ、オーディションを通してギタリストのJohn Heyworth、シンガーAngus Cullenが新たに結成したCressidaに参加。
新興レーベルのVertigoとの契約を獲得し、1970年にセルフタイトルのデビュー・アルバムをリリース。セカンド・アルバム「Asylum」録音後にグループは解散。ハモンド・オルガンを前面に押し出したプログレッシヴなサウンドが後年になって高い評価を受けるが、当時セールス的な成功を収めるには至らなかった。
1970年12月、オーディションでレーベルメイトだったUriah Heepに加入し、出世作となったサード・アルバム「Look At Yourself」に参加した。しかし、以前からグループ側が加入要請をしていたLee Kerslakeの加入が決まったため、71年秋に解雇されている。その後音楽業界を離れた。
1980年代に入ってローカル・バンドなどで演奏を再開。2011年には40年ぶりに再結成されたCressidaに参加。前年にギタリストのJohn Heyworthが他界、追悼の未発表音源集「Trapped In Time:The Lost Tapes」のリリースを記念して再編されたもので、その後もライブ活動を展開した。
【参加アルバム】
<group>
・Cressida
Cressida (Vertigo VO7) 1970/2
Asylum (Vertigo 6360 025) 1971/2
Trapped In Time:The Lost Tapes (Esoteric ECLEC2347) 2012 ※未発表音源
Choices (Mellotronen MELLOLP15) 2013 ※Sweden/未発表音源
・Uriah Heep
Look At Yourself (Bronze ILPS9169) 1971/10
【参加グループ】
Mustard (1968)
Cressida (1968.12-1970.11/2011.11- )
Uriah Heep (1970.12-1971.11)