活動期間1965-1966.2
ソロ活動をスタートさせた直後のBoz Burrellのバックを務めたことで知られるR&B/ソウル系のギグ・グループ。
メンバーは、元George Fame BandのTex MakinsとJohnny Marshall、後にKeith Tippett GroupなどのMarc Charigらセッション・ミュージシャンとして活動していた面々が中心。ただ、バンドとしての結束や秩序に乏しく、活動は短期間に終わった。
1965年にはスキッフル期から活躍していたシンガーDickie Prideのバックを務める。ただ、Prideはドラッグの影響などに伴う体調不良で一時リタイア。このため1965年末からはBoz Peopleを経てソロに転じたBozのバックとして活動した。
1965年12月、翌66年の1月にBoz & The Sidewindersとして、同年2月にはStevie Wonderのバックで、さらに同日にバンド単体でもマーキーのステージに立っている。Bozは2月にシングル「Isn’t That So」でColumbiaからソロ・デビューするが、翌3月には同じくマーキークラブで「Boz & new group」名義(新しいバック・バンドFeel For Soul)でステージを務めており、Bozのバックで演奏したのは3カ月ほどだった様子。
グループ解散後、Bozは前述のFeel For Soulをバックにソロ活動を継続。1968年にはPanoramaでMakinsと再び顔を合わせている。CharigはBluesologyに加入。BozとCharigは1971年、King Crimsonのアルバム「Islands」で共演。
【メンバー変遷】
#1(1965)
Dickie Pride:vo
Len Neldrett:g
Tex Makins:b
Malcolm Penn:ds
Matthew Huchinson:p
Marc Charig:cornet
Johnny Marshall:sax
Jimmy Scott:congas
#2(1965.12-1966.2)
Boz Burrell:vo
Len Neldrett:g
Tex Makins:b
Malcolm Penn:ds
Matthew Huchinson:p
Marc Charig:cornet
Johnny Marshall:sax
Jimmy Scott:congas