活動期間1966-1967.9
サイケ・ポップ/フリーク・ビートの名グループFleur De Lysが覆面演奏したことで知られるRupert’s Peopleの母体となったグループ。1967年5月に唯一のシングルをリリースした。
ロンドンでThe Extravertsとして活動していたシンガーRod LyntonとドラマーのSteve Brendellが同グループ解散後、ベースのRay Beverleyを加えて結成。Creamなどを手掛けるRobert Stigwoodのエージェンシーに所属し、元The Barron KnightsのドラマーHoward Conderがマネージャーを務める。
1967年春にColumbiaからデビュー・シングル「All So Long Ago」をリリース。この頃、同レーベルがサイケポップの新グループの売り出しを企画。このデビュー・シングルのB面曲でLyntonがバッハの「G線上のアリア」をモチーフにしてつくった「Charles Brown」が新たにレコーディングされることになる。
Conderがプロデュースを担当するもSweet Feelingのメンバーはレコーディングに参加させてもらえず、セッション・ミュージシャンとしてFluer De Lysのメンバーが起用される。同年7月にはRupert’s Peopleの名義でシングル「Reflection Of Charles Brown」がリリースされた。
Fluer De LysのシンガーChris AndrewsがRupert’s Peopleとしての活動に意欲を示すものの、Sweet Feelingのメンバーは彼を加えて活動することを拒否。別メンバーが集められるが長続きせず、結局Sweet Feelingがその活動を受け継ぐことになった。
<singles>
All So Long Ago/Charles Brown (Columbia DB8195) 1967/5
【メンバー変遷】
#1(1966-1967.9)
Rod Lynton:g/vo
Ray Beverley:b
Steve Brendell:ds
John Tout:key