Flaming Youth

FlamingYouth 活動期間1968-1970.mid
 後にGenesisに参加するPhil CollinsJackson Heightsなどで活躍するBrian Chattonが在籍したことでも知られるプログレッシヴ・ロック・グループ。

 Hickoryというグループを母体に1968年に改名。ChattonはYesJon AndersonKing CrimsonIan Wallaceらが在籍していたランカシャーのビート・バンドThe Warriorsを経ての参加。当初はThe Walker BrothersのJohn Walkerのバック・バンドを務めていた。

 翌1969年秋、Alan BlaikleyとKen Howardのソングライターチーム作による宇宙をテーマとしたSFコンセプト・アルバム「Ark II」をFontanaから発表。1970年半ばにはアルバム未収録のセカンド・シングル「Man, Woman And Child」をリリースするが、まもなく解散した。解散間際にはJohn Mayallの弟Rod Mayallが短期在籍。

 1970年夏、CollinsとRonnie CarylはGenesisのオーディションに参加。Collinsは採用となるが、Carylはブルース色の強いギターワークが難となり採用が見送られている。Carylは後にCollinsやFlashのギタリストPeter BanksとのギグバンドZox & The Rader Boysなどで活動、セッションやソロとしても活躍し1990年代にはCollinsのソロ・ツアーでバックを務めた。Gordon SmithはFlashの後進バンドBlazeやBig John’s Rock ‘n’ Roll Circusで活動。

<albums>
Ark II (Fontana STL5533) 1969/11

<singles>
Guide Me Orion/From Now On (Fontana TF1057) 1969/10
Man, Woman And Child/Drifting (Fontana 6001 002) 1970/6
From Now On (Immortal Invisible)/Space Child (Fontana 6001 003) 1970/12

【メンバー変遷】
#1 (1968-1970.mid)
Gordon Smith:g/b/vo
Ronnie Caryl:b/g/vo
Brian Chatton:key/vo
Phil Collins:ds/vo

#2 (1970.mid)
Gordon Smith:g/b/vo
Ronnie Caryl:b/g/vo
Brian Chatton:key/vo
Phil Collins:ds/vo
Rod Mayall:key