Tomorrow

Tomorrow 活動期間1967.3-1968.4
 ドイツ人プロデューサーMark Wirtzが手掛けた同時代の英サイケデリック・ポップを代表する名グループ。

 ビート・バンドThe In Crowdが改名。UFOクラブなどで演奏し、Pink FloydやSoft Machineらとともにロンドンのアンダーグラウンド・シーンで人気を呼ぶ。カラフルでポップ、多様なメロディとアイディアで彩られた珠玉の傑作アルバム「Tomorrow」とシングル2枚をリリースした。

 しかし、ソロ名義でシングル・ヒットを放ったヴォーカルのKeith Westを前面的に売り出したいレーベル側の意向がバンド内の不協和音を生み、活動期間わずか1年ほどで解散。WestはTomorrow在籍中もWirtzとのプロジェクト「A Teenage Opera」関連のシングルをリリース、ヒットを記録していた。

 Westはソロ活動へ。Steve HoweDeep Purpleの前身バンドRoundaboutを短期で脱退したBobby Woodman、Dave CurtissBodastを結成した。TwinkとWoodは再びWirtzと組み、The Aquarian Age名義でシングルをリリース。Twinkはその後、The Pretty Thingsに加入。


<album>
Tomorrow (Parlophone PCS7042) 1968/2

・その他
A Teenage Opera/soundtrack (RPM RPM165) 1996 ※未発表音源
50 Minute Technicolour Dream (RPM RPM184) 1998 ※1967年音源
Live & Unreleased 1967 (Purple Pyramid CLP09892) 2001 ※US

<singles>
My White Bicycle/Claramont Lake (Parlophone R5597) 1967/5
Revolution/Three Jolly Little Dwarfs (Parlophone R5627) 1967/9

【メンバー変遷】
#1(1967.3-1968.4)
Keith West:vo
Steve Howe:g
Junior Wood:b/vo
Twink:ds