drums
ブリストル出身。ブルース/ヘヴィ・ロック・バンドGroundhogs全盛期のドラマー。
The Deepというグループを経た1968年、ギタリストのTony McPheeとベースのPete Cruickshankが再結成したブルース・バンドGroundhogsにハーモニカのSteve Ryeとともに参加。同年秋にリリースしたアルバム「Scratching The Surface」でデビューを飾る。
Ryeが離脱しパワー・トリオとなり、翌年にはセカンド・アルバム「Blues Obituary」を発表。この頃から、純粋なブルース・ロックの枠を超えてプログレッシヴ、ヘヴィ・ロックの方向性を展開するようになり、1970~72年にかけてリリースした「Thank Christ For The Bomb」はUKチャートの9位、続く「Split」は5位、さらにコンセプト作「Who Will Save The World」も8位に食い込むなど全盛期を迎え商業的な成功も収める。トリオ編成ながらも迫力のあるギグも大きな評判を呼んだ。
しかし、1972年にバンドを離脱。後任には元EggのClive Brooksが起用されており、よりプログレッシヴな方向性を模索していたMcPheeに解雇されている。2003~2004年には約30年ぶりにMcPhee、Cruickshankとの全盛期のトリオで活動。2004年からはCruickshankとThe Groundhogs Rhythm Sectionの名前でも演奏活動を行った。その後は元Hawkwind、Sonic AssassinsのPaul HaylesとのグループLastwindでも活動。
【参加アルバム】
<group>
・Groundhogs
Scratching The Surface (Liberty LBS83199) 1968/11
Blues Obituary (Liberty LBS83253) 1969/9
Thank Christ For The Bomb (Liberty LBS83295) 1970/5
Split (Liberty LBS83401) 1971/3
Who Will Save The World (United Artists UAG29327) 1972/3
・Lastwind
Return Of A Sonic Assassin (Flicknif) 2014
<session>
Same Thing On Their Minds/Jo Ann Kelly & Tony McPhee (Sunset SLS50209) 1971 ※compilation/1曲
f You Miss Your Connexion/Andy Fernbach (Liberty LBS83233) 1969
【参加グループ】
The Deep
Groundhogs (1968-1972/2003-2004)
The Groundhogs Rhythm Section (2004- )
Lastwind