John “Junior” Wood

Junior Wood guitars/bass/vocals
 英サイケデリック・アイコンTomorrowのベーシスト。1960年代後半にTwinkとのリズムセクション・コンビで活動した。

 1964年、シンガーKeith WestらとR&BグループFour Plus Oneのリズム・ギタリストとしてメジャー・デビュー。同グループでシングル1枚、改名後のThe In Crowdで3枚のシングルをリリースする。
 
 同グループはギターにSteve Howe、ドラマーにTwink Alderを加えてパワーアップし、1967年にTomorrowへと発展。この過程でギタリストの離脱に伴いベースにシフトした。ロンドンのアンダーグラウンド・シーンを中心に人気を博す。

 同時代のサイケデリック・ポップを代表する2枚のシングルと1枚のアルバムをリリースした。いずれもドイツ人プロデューサーMark Wirtzがプロデュースを担当しており、1968年のTomorrow解散後にはTwink、Wirtzと組んだプロジェクト・バンドAquarian Ageでシングル「Ten Thousand Words In A Cardboard Box」をリリースした。

 1968年春にはThe Creationとの掛け持ちしていたRon Woodの代役でJeff Beck Groupでも演奏している。1970年にリリースされたTwinkのソロ・アルバム「Think Pink」のレコーディングにも参加。同作にはThe Aquarian Age名義で発表したTwinkとの共作シングル曲「Ten Thousand Words In A Cardboard Box」が再録されている。


【参加アルバム】
<group>
・Tomorrow
Tomorrow (Parlophone PCS7042) 1968/2

<session>
Think Pink/Twink (Polydor 2343 032) 1970

【参加グループ】
Four Plus One (1964-1965)
The In Crowd (1965-1967.3)
Tomorrow (1967.3-1968.4)
Jeff Beck Group (1968.3-5)
The Aquarian Age (1968)