Andy Sneddon

Sneddon,Andy bass/guitars/vocals
 1946年5月8日生まれ。スコットランド・北エアシャーのキルバーニー出身。初期East Of Edenのベーシスト。

 8歳でギターを始め、スキッフル・バンドでの活動を経て1960年代前半に兄Dick Sneddonがドラマーを務めていたロックン・ロール・バンドThe Hi-Fi Comboに加入。その後ソウル色を強めるなど音楽性を変化させつつ、1966年にはシングル1枚をリリースした。当初はリード・ギターを担当していたが、活動後期はメンバーチェンジに伴いベースにチェンジしている。

 1969年、C&WバンドThe King Pins(クロイドン出身のサイケバンドとは別?)を経てメロディ・メーカー誌のメンバー募集広告をきっかけにEast Of Edenに加入。名作となったセカンド・アルバム「Snafu」の録音に参加した。この頃、ギグでトラッド・ダンス・チューン・メドレーの「Jig A Jig」を取り上げることを提案。この曲の受けが良く、1970年には3枚目のシングルとしてリリースされることに。

 しかし、本来ジャズ・ロック・バンドだったこともあって、これがメンバー間の不協和音をもたらす結果となり、中心メンバーだったギターのGeoff Nicholsonに次いで録音後にバンドを離脱した。皮肉にも同シングルは英国チャートの7位にまで上昇するグループ最高の売り上げを記録することになった。

 1972年には主力メンバーが脱退したStudに加入したがすぐに解散。その後は再結成されたGerry & The Peacemakersのツアー・メンバーを務めた。この後はローカル・グループなどで活動。兄Dick Sneddonは自主制作アルバムがコレクター・アイテムとして知られるハード・ロック・バンドBodkinで活動している。


【参加アルバム】
<group>
・East Of Eden
Snafu (Deram SML1050) 1970

<session>
Bored Civilians/Keith Cross & Peter Ross (Decca SKL5129) 1972


【参加グループ】
The Hi-Fi Combo/The Hi-Fis (1960s early-1967)
The King Pins
East Of Eden (1969.6-1970.6)
Stud (1972)
Rocking On Heavens Door