Tony O’Reilly

Tony ORilley drums
 リヴァプール出身のマージー・ビート・グループThe Koobasのドラマー。デビュー直後のYesのドラマーを短期務めた。

 The Thunderbeatsというローカル・バンドを経て1965年にThe Kubasに加入。The Beatlesのマネージメントで知られるBrian Epsteinに見出され、すでに同年初頭にシングルをリリースしていたが、O’Reillyの加入を契機にバンド名をThe Koobasに改めている。

 西ドイツ遠征などで腕を磨き、The Beatlesの本国ラスト・ツアーのオープニング・アクトを務めるなど人気バンドに。その後サイケデリック時代にも対応し、Pye、Columbiaなどからシングル多数、1968年まで活動し、解散後の1969年には唯一のアルバムがリリースされた。

 解散後の1968年9月にはデビューを果たした直後のYesに加入。Bill Brufordが大学進学のためにバンドを離れたことによる参加となったが、11月にBrufordが復帰しており、短期間の在籍となった。その後すぐにClem Clempsonが率いるバーミンガムのブルース・ロック・バンドBakerloo Blues Lineに加入するが、これも短期間の在籍となっている。


【参加アルバム】
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The Koobas (Columbia SCX6271) 1969


【参加グループ】
The Thunderbeats
The Koobas (1965-1968)
Yes (1968.9-11)
Bakerloo Blues Line (1968.11-1969.1)