Keith Hodge

Hodge,Keith drums/voclas
 1963年、Deke Leoanrdを中心とする南ウェールズのローカル・ビート・グループLucifer & The Corncrackersに加入。Leonardの離脱に伴い活動を停止した65年にはギタリストのBrian Breezeとの活動をスタートさせるが、まもなくLeonardが復帰したためBreezeを加えThe Corncrackersとしての活動を再開した。

 65年秋にシンガーLindsay Muir以外の全メンバーが脱退したロンドンのモッズ・グループThe Untamedにスカウトされ、Leonardを除くHodge、Breeze、Wes Reynoldsのメンバー3人揃って移籍。同年末のシングルの録音に参加するが、翌66年春にバンド運営で対立、3人揃って脱退し再びThe Corncrackersとして活動を始めている。67年にはLeonardも再合流を果たすも同年夏に解散。

 その後、Roer Hand、Rod Edwardsを中心としたPiccadilly Lineの結成に参加し、唯一のアルバム「The Huge World Of Emily Small」をリリース。同グループ脱退後にはフリーク・ビートの名グループThe Attackの最終ラインナップにも名を連ねた。

 その後、同じThe Attack出身のJim Averyや後にStrawbsなどで活躍するChas Cronkとの短命バンドHookedでも活動。70年代に入って元Help YourselfのErnie Grahamの新グループClancyでもプレイするが、デビュー前に離脱している。72年7月には、Mickie Mostに見出されて渡英した米国出身の女性ベーシスト/シンガーSuzi Quatroのバックバンドに参加した。70年代中期は再びLeonardと合流し、彼のリーダー・グループIcebergのメンバーとしても活動している。

【参加アルバム】
<group>
・Piccadilly Line
The Huge World Of Emily Small (CBS BPG63129) 1967

・Deke Leoanrd’s Iceberg
Kamikaze (United Artists UAG29544) 1974 (Dekeのソロ・アルバム)
Wireless (HUX HUX064) 2005/3 ※72年のラジオ・セッション集

・The Untamed
Gimme Gimme – Singles & Unreleased Rarities 1965-1966 (RPM RPM223) 2001 
 ※未発表曲含む編集盤

<session>
Duncan Browne/Duncan Browne (Rak SRKA6754) 1973
Ice Cream, Blue Jeans & Diamonds/The Softrock (DB DBLP1) 1980

【参加グループ】
Lucifer & The Corncrackers (1963-1965)
The Untamed (1965-1966.3)
The Corncrackers (1966.3-1967.summer)
Piccadilly Line (1967)
The Attack (1968.1-6)
Hooked (1968?) with Jim Avery、Chas Cronk
Fishbough Fishbough & Zorn
Clancy (1972)
Suzi Quatro Band (1972.7-1973)
Deke Leonard’s Iceberg (1974)