Peter Dunton

Dunton,Peter drums/vocals/guitar/keyboards
 ハード・プログレッシヴの隠れた名グループT.2.のリーダーとして有名なドラマー。ドラマーながらも同時にソングライティングやリード・ヴォーカル、キーボード、ギターをもこなすマルチな才能を持ったミュージシャン。

 1967年、長らくリズムセクションを組むことになるベーシストのBernard Jinksらとサイケデリック・バンドNeon Pearlを結成し西ドイツで活動。同年末に帰国し、Jinksに新ギタリストのAdrian Gurvitzを加えたパワートリオPleaseを結成する。

 Gurvitzは短期離脱し、兄のグループGunに加入するが、その後もメンバーを補充し活動を継続。Neon Pearl、Please時代は音源リリースにまで至らなかったが、未発表音源が後年の再評価の高まりに伴い相次いでCD化され日の目をみている。

 1968年春にはCliff Charles Blues Band、次いで夏にはサイケ・ポップのThe Fliesに加入。The FliesではRCAで自身作のサイケポップの名シングル「The Magic Train」をリリースするが、いずれも短期在籍となり、同年末にはPleaseを再編している。

 しかし、69年春にはGunのドラマーLouis FarrellがGurvitz兄弟間の確執により脱退したため、その代役で加入。残されたJinksらPleaseのメンバーはそのFarrellを加えて新グループBulldog Breedを組んでおり、結果的にお互いのドラマーをチェンジした形となった。

 まもなくFarrellが復帰してGunを短期で離脱。Bulldog Breedに加わり、まもなくJinks、ギタリストのKeith Crossとのトリオ編成で新バンドT.2.を結成。1970年、ハード・プログレの名作アルバム「It’ll All Work Out In Boomland」をDeccaからリリースした。

 セカンド・アルバム用の録音も行われたが、リリースされずまもなく解散。1973年にはDave Edmundsプロデュースでレアなソロ・シングル「Taking Time」をリリース。1970年代半ばには新メンバーで再びT.2.を始動させている。

 1990年代には再評価の機運の高まりにより、中後期のメンバーだったMike FosterとT.2.を再結成。新作を相次いで発表したほか、当時未発表となっていたマテリアルをリリース、ファンを喜ばせた。


【参加アルバム】
<group>
・Neon Pearl
1967 Recordings (Acme ADLP1032) 2001 ※67年の発掘音源
 
・Please
Seeing Stars (Acme ADLP1028 ) 2000 ※発掘音源
  
・T.2.
It’ll All Work Out In Boomland (Decca SKL5050) 1970

Pick Of The Pops For Your D.J.-312/V.A. (BBC Transcription Services 312) 1970/10 ※ライブ3曲
Second Bite (World Wide SPM WWR-CD0033) 1992 ※新録音
Waiting For The Band (World Wide SPM WWR-CD0050) 1993 ※新録音+ライブ
On The Frontline (World Wide SPM WWR-CD0063) 1994 ※新録音
Fantasy (Essex 1019LP) 1997 ※70/71年頃の未発表音源
1971-72 (Acme ADLP1086) 2012 ※71/72年の未発表音源

<solo single>
Taking Time/Still Confused (Rockfield ROC3) 1973/11


【参加グループ】
Neon Pearl (1967.6-11)
Please (1967.11-1968.5/1968.12-1969.4/1969.9-10)
Cliff Charles Blues Band (1968.5-7)
The Flies (1968.7-12)
Gun (1969.4-7)
Bulldog Breed (1969.7-10)
T.2. (1969.12-1976)