Cressida

Cressida 活動期間1968.6-1970.11/2001-
 Vertigoに良作2枚のアルバムを残すプログレッシヴ・ロック・グループ。美しいハモンド・オルガンをフューチャーした独特のサウンドが根強い人気を誇る。

 ランカシャーでThe Dominatorsというバンドで活動していたギタリストのJohn Heyworthがロンドンに進出。シンガーのAngus Cullenと知り合い、新バンドを構想する。1968年12月、キーボードにLol Coker、ベースにKevin McCarthy、ドラマーにIain Clarkeを加えて結成。

 クラブハウスなどでギグを行い、ドイツやスイスなどヨーロッパ遠征も経験。1969年夏にはキーボード奏者がPeter Jenningsに代わり、Vertigoとの契約を獲得する。この頃のデモ録音が後に「Trapped In Time:The Lost Tapes」としてCD化され日の目を見ている。

 1970年2月、セルフ・タイトルのアルバムでデビューを飾る。リリース後にHeyworthが離脱、急きょオーディションが行われ、新ギタリストにGeno Washington & The Ram Jam BandのJohn Culleyが加入する。

Cressida Culleyを加えた新ラインナップでセカンド・アルバム「Asylum」を録音。本作はKeefによるジャケット・デザインが印象的な快作でジャズ・フルート奏者のHarold McNairらをゲストに迎えた意欲作となったが、アルバム録音後にバンドは資金難から解散を余儀なくされた。

 解散後、ベースのKevin McCarthyはTranquilityに加入。ドラマーのIain ClarkはレーベルメイトだったUriah Heepに加わった。2ndアルバムでギターを弾いたJohn CulleyはBlack Widowに加入している。

 2011年、オリジナル・メンバーのCullenとMcCarthyがかねてから計画していた再編が実現。前年にはJenningsが他界、追悼の意味を込めてClarkが所有していたデモなど未発表音源を「Trapped In Time:The Lost Tapes」としてリリース。これを契機に40年ぶりの再結成が実現したもので、その後ギグなど活動を継続させた。


<albums>
Cressida (Vertigo VO7) 1970/2
Asylum (Vertigo 6360 025) 1971/2

Trapped In Time:The Lost Tapes (Esoteric ECLEC2347) 2012 ※未発表音源
Choices (Mellotronen MELLOLP15) 2013 ※Sweden/未発表音源

・編集盤など
The Vertigo Years Anthology 1969-1971 (Esoteric ECLEC22348) 2012
 ※2枚のアルバムの楽曲に未発表曲を加えた編集アルバム

<singles>
Cressida/Down Down (Vertigo 6059 004) 1970 ※France


【メンバー変遷】
#1(1968.6-1969.8)
Angus Cullen:vo/g
John Heyworth:g
Lol Coker:key
Kevin McCarthy:b
Iain Clark:ds

#2(1969.8-1970.5)
Angus Cullen:vo/g
John Heyworth:g
Kevin McCarthy:b
Iain Clark:ds
Peter Jennings:key

#3(1970.5-1970.11)
Angus Cullen:vo/g
Kevin McCarthy:b → Tranquility
Iain Clark:ds → Uriah Heep
Peter Jennings:key
John Culley:g → Black Widow

#4(2011- )
Angus Cullen:vo/g
Kevin McCarthy:b
Iain Clark:ds
Peter Jennings:key
Roger Niven:g