Blaze

Bennett solo 活動期間1974
 ギタリストPeter Banksと別れたプログレッシヴ・ロック・バンドFlashのメンバーが結成した短命グループ。

 Banksとの確執から1973年11月のアメリカツアー中にFlashは空中分解。シンガーのColin CarterとベーシストRay Bennettはマネージメントからの提案でバンド継続を決意。新たに元Flaming YouthのギタリストGordon Smith、キーボードにChris Pidgeonを加える。ドラマーには結局FlashのMike Houghが加わり、活動を開始する。バンド名は便宜上Blazeと名乗る。

 ロンドンのマーキーでギグを行う。米国に活動の場を求めてニューヨークで契約先のレーベルを探すがうまくいかず、本格的な活動に入れずに解散を余儀なくされた。活動後期はSmithに代わってCarterのCoconut Mushroom時代のバンド仲間でHeavy Metal Kidsなどを経たBarry Paulが参加した。

 この後、CarterとHoughはニューヨークにとどまり、後にForeignerを結成して大きな成功を収める米国人キーボード奏者Al GreenwoodとStormというグループで活動。Ray Bennettは再びBanksと合流し、Banksの妻でシンガーのSidonie Jordan(aka Sydney Foxx)、Greensladeを経たドラマーAndy McCullochと新たに活動を模索するが頓挫している。

 同グループの音源は、2001年にRay Bennettがソロ名義でリリースしたアーカイブ音源集「Angels And Ghosts」に1曲だけ収められている。

<album>
Angels And Ghosts/Ray Bennett (Voiceprint VP237) 2001 ※1曲

【メンバー変遷】
#1(1974)
Colin Carter:vo
Gordon Smith:g/vo
Ray Bennett:b/vo
Chris Pidgeon:key
Mike Hough:ds

#2(1974)
Colin Carter:vo
Barry Paul:g
Ray Bennett:b/vo
Chris Pidgeon:key
Mike Hough:ds